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ゲームの実況をしてみたかった #0

ある日私はナス畑を築きたくなりました。
牧場物語を楽しそうに遊ぶ人々が羨ましかったのです。
私はまた、ゲーム実況というものに憧れてもいました。ゲーム中に発する言葉を特に持たないからでしょうか。
そうして、私はゲームを作ることにしました。

製作はWolfRPGエディター(通称ウディタ)で行います。触ったことがあるからです……操作を覚えるところから始めていたのではいつ畑を耕せるかわかりませんからね。
マップタイルについては畑を充実させるものに需要及び供給があると思えなかったので、自分で描くことにします。畑さえあればいいので、なんとかなるでしょう。

逸る気持ちで野原に降り立った私が土を掘り返していると、タイルのむらが気になってしまいました。
周囲に立てた柵も、がたついてしまっています。
それを見た私はキャンバスがループする、はみ出した塗りが反対側に描画されるペイントソフトを求めてインターネットを彷徨いました。

見つからなかったので作りました。
ペイント機能が実用的と言える出来ではなく、このソフトが使われることはありませんでしたが……。
描画データをImageBoxに反映するためのBitmap生成の効率が悪い気はしますが、私はとにかくナスを育てたいのです。綺麗なマップタイルを描きたいわけではありません。

ナスを植えるため本格的にウディタの作業を始めたときには、一週間程経っていました。

……というのが一月半前くらいの話です。
続くといいな!

あなたの応援で茄子がおいしく育ちます。