未来へのいたずら
年が明けました。
みなさまあけましておめでとうございます。
note始めてまだ日が浅いですが、
みなさま今後とも変わらぬお付き合いを◎
新しい年を迎え、日記を整理しておりました。
一年間(書くのを忘れた日も多いですが)描き続けた日記です。
こぼしたコーヒーの染みが残っているのが少し滑稽ですが、わたしにしてはよく頑張ったものです。
ふと読み返しているとちょうど最後のページから突如手紙が現れました。
まさか…
そう思い手紙を開き、一番上にあるタイトルに目をやると
「2016年の私へ」
という語が発見されました。
あんぐり開いた口がふさがらず
しばらくその手紙を眺めていました。
そうだ、これは2015年はじめに未来のわたしを驚かせようと仕組んだいたずらだ。自分でやっておいて忘れていたのです。
それにしてもよくいままで見つからなかったなと思いつつ、きっと書いた内容を見返さないわたしの性格を理解した上でページに挟んだのでしょう。毎年、年の初めに日記を整理するので…してやられた!
最初の一文目に目をやる。
「2016年の私へ」
お元気ですか?
寒い。寒い…!
なにに影響を受けたのか分からないですが、完全に寒い!
誰かの二番煎じ感が拭えない!
だけど不思議な事に描いた内容をまったく覚えておらず、
見ず知らずの人がわたしに当てた手紙のような感覚になり…不思議でした。
流石に全文を公開するのは
わたしの羞恥心が許しませんので出来ませんが、
簡単な内容は下記になります。
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「2016年の私へ」
2016年のわたしはどんなわたしですか?
わたしはこんな事で頑張ってます。
2016年までにやりたい10の事。
この中で達成しているのはいくつですか?
きっといろんな事が出来るようになっているのでしょうか。
どうかお身体を壊さず。
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たとえば人は未来の事を想像するとき、当然ながら未来の事を考えます。
「未来の事」はわたしたちの目線より先の事に目を向けないといけないですので、当然ポジティブな内容になるでしょう。
花壇に花の種を植えたような期待と未来への希望のようなモノが、不思議と文章の中にふつふつと湧いてくるものです。
当然それを読んでいる現在のわたしにもその感覚は伝染します。
「誰かが今より前にわたしの事を考えてくれていた」
そんな想いに未来が含まれていて不思議な高揚感と嬉しさが湧き出ました。
よくぞ未来のわたしをびっくりさせてくれたものです…。と、思わず手紙を天に掲げてしまった。
そう感じつつわたしは現在、とある人へいたずらな手紙を書こうと奮い立ちました。
タイトルはもちろん
「2017年の私へ」
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