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競艇の記憶1

競馬競輪競艇オートの公営競技というお上公認のギャンブル、パチンコ、パチスロという準ギャンブル、景品を現金化する換金というシステムでセーフ?

虎の子のお金を蕩尽させるギャンブルが我が国には正々堂々と存在する。宝くじ等もあり、更にはカジノも官許でできる方向?ギャンブル好きには極楽ですな、本邦は。

ギャンブル依存症などと何でも依存症つければ全て病気になる現代。くれぐれもやり過ぎには注意。

色々ある中、サイコロのデメに一番近い公営競技が競艇。

発案者は右翼の大物、笹川良一、発祥の地は長崎大村。

特攻兵器として開発された「震洋」、ボートに爆弾搭載、敵艦めがけて体当たり。

終戦でお役御免の震洋の乗組員を救済活用すべくはじめられたと当時昭和50年代は言われていた。

概要説明、ひとレースに6艇が出走、二つのブイ(ターンマーク)を反時計回りに回り着順を競う競技。

ブイに近い方が有利なため、内から1号艇~6号艇で1号艇が絡む確率高く他の公営競技に比べ当て易いと言われる。

今はボートレース〇〇と名称変更も本質変わらず、地方公共団体である市や町、区などが胴元で開帳される博打。

胴元の市町がかけ金の二割五分を取り、あとの七割五分で客に勝負させるもの、胴のとる二割五分が市町の収入になる。

ギャンブル・博打は結局、胴元が儲かるということ。

全国というても北関東が最北であと以南に24か所あり。

昭和の学生時代、九州で過ごしたことから社会人の先輩に連れられて行ったのがそもそもの始まり。

先輩、某有名飲料水メーカーに勤めていたが結構な金額をレース毎に賭けていた。

右も左もわからん後輩は何をするかというと先輩の買う舟券を買いに行く係、当時はまだマークシートや自動券売機、電話投票などというものなし。

賭式も2連単2連複単勝のみ。

すべてマンパワー、窓口に並び、もぎりのおばちゃんに投票メモを渡し、舟券を買う時代、並ぶ手間と時間が半端ない。

そこで後輩に舟券買いをさせ、予想に集中できると先輩考えた。

こちらも社会勉強のつもり、博打場につきものの伝助賭博、抱着スリ、コーチ屋、ノミ屋なども見学出来ました。

地べたに寝て人の捨てた外れ舟券を確認する人生終わりかけの人々、成金趣味のキンピカチャラチャラ親父と金目当てとしか見えない若い姉ちゃんカップル、その他お金欲しい一攫千金を夢見る有象無象の集まる濃密な空間で通常の社会とは違う世界を経験することが出来ました。

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