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切り札:4「光神化」

平日にもかかわらず仕事にも出ずカードばっかり触ってソロプレイ(意味深)してるデュエリストの皆様、こんにちは。私はブラック・マジシャン・ガールでソロプレイしてます(全ギレ)

今日ご紹介するカードもこれまた古いカードですねぇ。私は好きで天使族デッキ組む際は必ず採用候補に入れてるカードなんですが…


《光神化/Celestial Transformation》
速攻魔法
(1):手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は半分になり、エンドフェイズに破壊される。

英語名《セレスティアル・トランスフォーメーション》ですって。もうそのカード名のままカード化しろよ。なかなか厨二心をくすぐるじゃあないか。

効果は説明必要ないですね。テキスト読め。

…で片付けるのもアレなんで、とりあえず私が好きなところを。同名ターン1が無い。まぁ同名ターン1無くてもクソアド損なんで連発することは「基本的には」ないです。ではどういう天使族に使用すればいいか、がカギですよね。

手札を1枚消費して天使族を場に押し出す。アド損を回避するためには上級・最上級天使族を押し出すことになります。上級・最上級天使の多い【堕天使】なんかに採用しておくと、自己特殊召喚効果を持たない堕天使を押し出す潤滑油になってくれます。まぁつっても堕天使で自己特殊召喚効果持ってんの《堕天使マスティマ》だけなんですよ。これは明日には【堕天使】に《光神化》採用率100%ですね間違いない…

しかし私が好きな使い方は上級・最上級天使を特殊召喚するものではありません。《光神化》でアド損になるなら、場に出す天使族自身でそのアドを取り返せばいいのです。それがこちら。


【代行天使】における《創造の代行者 ヴィーナス》です。ライフを払うことにより、1枚が4枚に化ける強力な天使族。初出の頃は《神聖なる球体》を活かす方法が少なすぎたため、あまり活躍するカードではありませんでした。が、ストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリにて【代行天使】が強化されたあたりから徐々に頭角を現し、しまいにはリンク召喚というアホみたいに相性の良い召喚法が登場したためカードパワーがどんどん上がっていくことに。時代が進んで強くなるこういうカード、めっちゃ好きです。


ヴィーナスにそのまま《光神化》を撃っても十分に仕事はしてくれます。でも私は《神秘の代行者 アース》でサーチしたヴィーナスを《光神化》で送り出すのが好きです。これによってレベル2チューナー、レベル3モンスター、レベル2モンスター×3が並ぶことになり、あまりにもやりたい放題できるからです。また、アースでアドが+1されるので、その後に《光神化》でヴィーナスを押し出してもアド損は実質0になります。

そこからの展開例なんて本当に書き切れません。シンクロもリンクもあるんですから。まぁ私だったらまずは《飢鰐竜アーケティス》出して3枚ドローしますかね。もしくは《神聖なる球体》1体を《リンク・スパイダー》に変換してアース・ヴィーナス・球・リンク・スパイダーで《鎖龍蛇-スカルデット》をフルスペックで出力します。最高はアースと球でハリファイバー

この展開を可能にするには、基本的には《光神化》か召喚権を増やすしかありませんでした。アースかヴィーナスに召喚権を使ってしまう。私は欲張りなので両方を取りました。アースでサーチしたヴィーナスも出せばいいのだと。最近はその需要を汲み取ったのか類似効果(というかさらに強力な効果)を持った《命の代行者 ネプチューン》が登場しました。それでも私は《光神化》も併用しています。

ネプチューンには効果に同名ターン1の制約がありますが《光神化》にはそれがない。連発することは「基本的には」ないと先述しました。しかし、先ほどの大量ドローの流れで再び《光神化》と天使族を引き込むことができれば…?ここが魅力ですね。勿論、天使族が手札にいなければ死に札になることなんて分かった上で、です。何度でも言いますが、漢ならロマンを求めましょう。「止められたら負け、止められなければ勝ち」くらいのピーキーなデュエルが好きですね。


いかがだったでしょうか。ありとあらゆる天使族デッキに採用可能な汎用カード。当初は大型モンスターをデメリットありで呼び出す目的で刷られたカードでしょうが、各種素材にできる今であれば後半のデメリットは全て無視できます。こういったアド損カードは敬遠されがちですが、損して得取るところこそデュエリストの腕の見せどころではないでしょうか。

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