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切り札:12「ファントム・オブ・カオス」

ファンカスみてぇにぐちゃぐちゃな顔面してるデュエリストの皆様、こんにちは。変態糞ファンデッカーのセブンです。ブログ運営において初手煽りは基本。ん?noteってブログ…なのか?


《ファントム・オブ・カオス/Phantom of Chaos》 
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、自分の墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外し、このカードはエンドフェイズまで、そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ元々の攻撃力と効果を得る。
(2):このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。


このイラストはドブもしくは真夏の夜の淫夢のOPのタイトルコールを表してるんですかね。きたねぇイラストだなぁ…


昨今では「カードをコピーする効果」を持つカードは相当に増えました。中には覇王眷竜スターヴ・ヴェノムのようなトーナメントクラスのカードまで登場しています。そしてコピーされる側のカードによりまだ何もしていないのに無情にも巻き添えを食らうThe Tyrant Neptune

結局コピーカードを最大に生かすには、「コピーされる側」のステータスが重要になってくるんですよね。スターヴ・ヴェノムもエレクトラムやオッドアイズレボリューションドラゴンというコピー元があるからこその強さですしね。彼に関しては展開の流れの中での出しやすさの面もあるとは思いますが…



結局遊戯王史上においてカードコピーの面で一番の大事件を起こしたのはこいつなんですよね。冤罪で。正直コンボ知った時はあまりにド派手過ぎて爆笑しましたけどね…

何があったかは以下のWikiの引用をご覧ください。


効果をコピーできるモンスターの中でも《The tyrant NEPTUNE》とは抜群の相性を誇っていた。
レベル10かつ永続的に効果を得るので、「攻撃力6000・効果を受けない・毎ターン5000の効果ダメージを与えられる」モンスターができ上がるのである。
《The tyrant NEPTUNE》は《キングレムリン》でサーチでき、このカードは《簡易融合》で融合召喚できるのでコンボも難しくない。
ただし効果を得るのは誘発効果なので《エフェクト・ヴェーラー》をチェーンされる恐れはあった。
このカードとコピーした《The tyrant NEPTUNE》で合計5500の効果ダメージとなるので、相手モンスターの攻撃力が3500以下ならば戦闘ダメージと合わせて1ターンキルとなった。


バカじゃねえのwwwwwww



毎ターン5000ダメージというパワーワードでさすがに草を禁じ得ない。何をしとんねんwwwwww
最高峰のバーンカードである火炎地獄やデス・メテオ5発分とかドン引きですね。これに関してはコピーする側とされる側のステータスがばっちり噛み合ってしまったとんでもコンボ。禁止になってない方のインディペンデント・ナイチンゲールも今後レベルを急速に引き上げられるカードが出たら普通に危険な感じがしますね。




さぁコピーカードの危険性を認識したところで本題のファントム・オブ・カオスです。彼はコピーカードの歴史の中でも最初期に登場したカードで、メインデッキに投入でき非常に扱いやすいカードでもあります。

効果もさることながら、私が注目したいのはそのステータスです。闇属性・攻守0とかどんだけのサポートカードに対応するんだという話なんです。サーチは最近高騰しているピリ・レイスの地図なんかがありますね。
悪魔族でもあるので、七精の解門の蘇生にも対応しています。サルベージなら悪夢再び、ダーク・バースト。


私はランク4全盛期の頃、このファントム・オブ・カオスをデブリ・ドラゴンやカメンレオン、暗躍のドルイド・ドリュースで釣り上げて希望皇ホープを出すデッキを使用していました。「攻守0のレベル4モンスター」という恵まれたステータスを活かし、釣り上げ対象として見たのがまず最初でした。

が、私のアイデアはそこで留まりませんでした。ファントム・オブ・カオスを活かして「出される側のモンスター」にも注目していました。

そう、希望皇ホープ。これが示すものは…


参考までにこちらをご覧ください。ゴリラみてぇな顔だなあとかそんなことはどうでもいいんですよ。効果をよーく見てください。


このカードは自分フィールドの「No.39 希望皇ホープ」の上に重ねてX召喚する事もできる。

このカードは自分フィールドの「No.39 希望皇ホープ」の上に重ねてX召喚する事もできる。

自分フィールドの「No.39 希望皇ホープ」


実は、重ねられる側は名前以外に指定が無いんです。エクシーズモンスターでなくてもいいんです。つまり、「希望皇ホープ」の名前を得たファントム・オブ・カオスに直接ホープレイを重ねることが可能なんです。

ホープONEも同様で、ファントム・オブ・カオスでただホープをコピーしただけでは戦闘ダメージすら与えられないデメリットを解消し、場にエクシーズモンスターを残すことができるというワケですね。そこからはライトニング、RUMと状況によって撃ち分けていきます。



この重ねてエクシーズ系のカードの傾向は、昨年の10月の時点でもカードによっては変わっていません。指定しているのは名前だけです。まだファントム・オブ・カオスを利用したイタズラは続けられそうですね。

ドラグマ系のカードでEXモンスター落としてファントム・オブ・カオスで直接コピーする記事もこの間読みましたが、そこは他者様のアイディアということで。一応紹介はしておきます。




いかがだったでしょうか。コピーカードの歴史、名前をコピーする重要性、そこからの展望を考えてもらえるような記事になった気がします。というわけで何か面白いアイディアあったらパクるんでコメントください(最低)


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