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【濤踏】レオナx板橋文夫x瀬尾高志 室蘭満冏寺(まんけいじ)

タップのレオナ、ピアノ板橋文夫、ベース瀬尾高志と娘との北海道旅。最終日は、室蘭満冏寺(まんけいじ)本堂。広い会場なので、ソーシャルディスタンスをとっても沢山の方が聴きに来てくれた。本当にこのような大変な中で、有難いです。

ここでのライブはいつも高田光義さんがPAをやってくれていた。札幌にあるライブハウス『ZIPPY HALL』をやっていた温泉大好きな高田さん。パワージャズトリオというフリージャズのトリオでピアノを弾いていた高田さん。俺は一度だけトラで混ぜて貰った事がある。昨年もレオナと林栄一さんとのライブのPAをやってくれた。その後、ツアーから帰る深夜のフェリーに乗ろうとしていたら、高田さんが自作のベースアンプとキャビネットを港まで持ってきてくれた。魂を受け継いだ気持ちがした。その後、高田さんは亡くなってしまった。2歳の娘をとても優しく抱っこしてくれた顔が忘れられない。

再び高田さんのベースアンプを持ってこの会場で音を鳴らす。ピチカートもアルコも思った通りに響いてくれる。飾り気がなくて暖かく真っ直ぐな音。高田さんは瀬尾なら鳴らしてくれると渡してくれた。俺の音をとても理解してくれていた。

アンコールで、板橋さんのgood byeを高田さんに捧げた。

主催の飯島住職はじめお父様、ご家族やお手伝いの方々の作りだしてくれた暖かな雰囲気でのライブ。そして娘とみんなで遊んで頂きいくら感謝しても足りないです。有難うございました!!

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