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COP26で気にしたい「メタン」のはなし | 岡本周作

「COP26」で「メタン」の削減に100カ国以上が賛同。「メタン」は二酸化炭素の20倍以上の温室効果がある。2030年までに30%の削減目標を掲げた。「日本」の場合、「メタン」の現排出量は約3000万トン。3000万トンと言われてもピンとこないが、排出量1位の「中国」が16億4000万トン、2位「インド」が6億2000万トン、3位「ロシア」5億3000万トン、4位「アメリカ」5億2000万トンで、「日本」は37位で、内42%が「稲作」、27%が「牛のゲップ」。世界的に見れば、石油や天然ガスのパイプラインから漏れ出す「メタン」が大きな問題となっている。日本は既に稲作についての「メタン」削減農法の技術を持っており、アジアを中心に指導を行っている。「メタン」削減に「中国」と「ロシア」は賛同しておらず、アメリカの「バイデン大統領」は強く非難した模様。平均海抜2mの「ツバル」にとっては国が無くなるかどうかの切実な問題。待ったなしで全世界が団結・実行しなければならない問題だ。

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