見出し画像

7個のSEO順位決定要因 - Weekly SEO(2021年2月7日)

SEOおたくです(@seootaku

最近はアルゴリズム変動もなく、落ち着いたSEO界隈ですね。

今週はAhrefsの非常に参考になる動画をSEOおたくなりに解説してみたものになります。

それでは参ります。

■SEOおたくの発信内容
Weekly SEO:週一で最新のSEO情報を発信するnoteの無料マガジン
YouTube:SEOに関する無料解説動画
LANY ブログ:SEOに関する無料解説ブログ
Twitter:毎日SEO情報をひたすら発信しています

各種フォローやチャンネル登録、ぜひお願いいたします!
【定期】SEOコンサルティング案件も随時募集しております。
https://lany.co.jp/service

Googleの順位決定要因で重要なもの

AhrefsのYouTube動画は、非常に勉強になるものが多いです。

今回の "Google Ranking Factors: Which Ones are Most Important?" も、体系だってSEO順位決定要因が学べる良い動画でした。

時代の流れに沿ってアップデートされた順位決定要因を記載してくれている感じもしたので、SEOの全体像を理解したい方はぜひ動画を視聴してみて下さい。

簡単に動画の内容をお纏めします。

動画内で紹介されていた順位決定要因は、次の9つでした。

・質の高い被リンク
・フレッシュネス
・検索意図合致度
・領域での権威性
・コンテンツの厚み
・ページスピード
・HTTPS
・UX指標

一つずつ僕の意見も記載しながら、解説して行きます。

質の高い被リンク

被リンクはいつの時代もSEOの最重要ランクファクターです。

Googleの検索アルゴリズムの根幹にある "PageRank" は、被リンクによる人気投票の結果になるものです。

自然発生的に被リンクが増えていく仕組みがベストですが、本格的にSEO対策をするのであれば「被リンクが集まる仕組み」をサイトに組み込むことが重要だと思います。

被リンク獲得方法は、多くの方が解説しているので、自分に合ったものを試してみてください。

フレッシュネス

フレッシュネスは、クエリごとに順位決定要因否かは変わると言われています。

例えば、トレンドの話題を検索した時には数時間前に更新された情報の方が有益でしょうし、時代によって変わらない情報であれば過去に作成された情報も有益でしょう。

ただ、クエリごとに重要度は異なるものの、最近ではフレッシュネス評価がかなり重要になってきている気がします。

ぜひこの辺りも意識してSEO対策をしてみてください。

検索意図合致度

Googleが最終的にやりたいのは、ユーザーの検索意図にぴったりと合った情報を早く返すことです。

優れた自然言語処理の発達により、検索意図をGoogleが読み解く能力は年々向上しています。

その結果、ページとして返す必要すらないアンサーであれば、強調スニペットで結果を見せてしまったりもしています。

Googleがユーザーの検索意図をどのように解釈しているのかは、検索結果に並んでいるページや情報の形(画像なのか動画なのかなど)を見たらある程度わかります。

対策キーワードごとに、

・ユーザーの検索意図は何か?
・ユーザーの求める情報の形は何か?
・Googleが解釈しているユーザーの検索意図は何か?

を考えてあげてから、コンテンツ制作をしていくと良いと思います。

そろそろPassage besed indexingも導入されようとしているので、より一層検索意図を満たせる情報の塊が重要になっていくはずです。

領域での権威性

2018年以降、E-A-T時代に突入しており、Googleは被リンク以外の要素でも権威性を見極めようと進化してきました。

そしてここが最近だと超重要になっている要素です。

2020年のGoogleアップデートでも、この辺りの要素が強いか弱いかで上昇・下落の明暗が分かれたように見えています。

ここについては、それなりに詳しく下記のnoteで解説してありますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

上記のnoteの施策を実施して順位上昇をしている方の声も多数いただいているので、なかなかに良い情報だと思います(自分で言う)


コンテンツの厚み

コンテンツの厚みは、先ほど紹介した検索意図の部分に大きく関わります。

ユーザーの検索意図は多種多様で、特にミドルやビッグワード(超簡単にイメージしてもらうと1単語とか2単語の検索)だと、検索者によって知りたい内容は異なります。

そうなると、その広い検索意図に対して満たせるページをGoogleは検索結果に表出しなければいけなくなるため、コンテンツに厚みのあるページが優遇されるようになっていきます。

文字数と順位は関係ないとGoogleは口が酸っぱくなるほど言及していますが、検索意図を満たすための情報量は確実に必要だと思います。つまり勝手に文字数と順位は相関していくと思います。中間因子ではあると思いますが。

ページスピード

Core Web Vitalsも順位決定要因にそろそろ組み込まれますが、インターネットにおいてはやいは正義です。

Googleは速さをとことん追求していますし、CWVのような要素をランクファクターに追加することによってWeb製作者側にはやいインターネットを作ることを強制してきます。

どれくらいの大きさで順位決定要因となるかは不明ですが、SEOで「これが確実に効く」って要素は非常に少ないので、そういう意味ではGoogleが明確に教えてくれる要素は素直に頑張りましょう。

HTTPS

これはいうまでもないので割愛です。

httpじゃなくてhttpsにしてください。

UX指標

UX指標も日に日に順位決定要因としての存在感を増していっている気がします。

この指標が効くんじゃないかなっていうUX指標とその具体的な事例は先ほど紹介したnote(これ)に詳しく書きましたが、ここ最近、本当にUX指標がSEOと切っても切り離せなくなってきている気がします。

SEOは総合格闘技と何度も言っていますが、テクニカルな側面だけでなく、ユーザーの検索体験を丁寧に想像して、改善できる人がこれからは重宝されていきそうですね。

まとめ

Ahrefsのコンテンツを元に、Googleの順位決定要因をまとめました。

最後に再掲しておきます。

・質の高い被リンク
・フレッシュネス
・検索意図合致度
・領域での権威性
・コンテンツの厚み
・ページスピード
・HTTPS
・UX指標

知っている内容も知らなかった内容もあるかと思いますが、ぜひできるところから一つずつ改善してみてください。

サポートいただいた費用は、LANYのSEOコンサルティングを日本一のSEOチームにするために使います!