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奇妙な家、発見! 新大久保の”怪人”が自宅前でフリマをやり続ける理由。電波住宅かアートハウスか?

 新宿区新大久保の住宅街の一角に、奇妙な家があります。1、2年前から、家の前に雑貨や洋服、そして、アルミ缶やガチャガチャのカプセルを使って工作された小物などが大量に並ぶこの建物です。

『フリーマーケット』という旗が立っており、陳列されているモノには値札が付いています。そのまんま捉えるなら、商いをやっているということになりますが、電波のニオイさえ漂うこの雰囲気、どうにも違和感を覚えます。

 まず、売り子がいません。無人販売ってことなのかもしれませんが、ならば代金を入れる箱が置いてあっていいのに、その類も無し。また、ずらっと並ぶ商品が、夜間も片付けられることなく、24時間このまんまで、そのあたりも不可解です。

 ここはいったい何なのか? わたしが辿り着いた答えは、

——工作好きで変わり者の家主が、“フリーマーケット”の設定で家を飾っているんだろう——

 コレだったわけですが…。

 3月末、わたしはなんと、この家の家主と接触する機会を得ました。”怪人”と表現したくなるほどの、パッション溢れる人物でした。

 そして、ひょんな流れで、その家主からある相談を受けます。

 何でも、この場所を多くの人に知ってもらいたいので宣伝してほしい、とのことです。

 そこで、今回は、わたしが家主と接触したそのときのことをリポートするカタチで、この場所の宣伝させてもらいます。

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