新大久保の女装子ハッテン場でトンデモない方と会いました。【前編】 この人の『X』はフォローしたほうがいいです!

 今年の春、職場の後輩が、「”面白い人”がいるんです」と切り出し、こんなことを言いました。

”その人”は、若い男にメイクを施し、女装もさせ、どこからどう見ても美少女にしか見えぬように変身させるんです。そこまでなら、言わば優秀なメイクさんなんだけど、おかしいのはその後。彼はその美少女たちをハッテン場へと送り込むんです。そして、群がる男どもに陵辱される女装子(ジョソコ)たちの様子を、少し離れた場所で観察する。”その人”はそれを無上の喜びとしているんです」

 ホントかよ? と思いました。マンガでもついてけないレベルの、パンチの効いたキャラクターだし。けどもし本当にそういう方がいるのなら、ぜひとも会ってみたいと思ったわけですが…。

 昨日6月29日、22時前くらいでしたか、その後輩からLINEが来ました。

「仙頭さん、今から、ラフ○○○に来ませんか?」

『ラフ○○○』。歌舞伎町の北側を走る大きな道路、職安通りを渡った向こう側、新大久保の住宅街の中のマンションの一室に入っている、女装子のまぐわいに特化したハッテン場です。いきなりどういう誘いでしょう?

 すると、続きのメッセージが。

「若い男を女装子に変身させる”例の人”の件です」

 心臓がバクンと鳴りました。

「その人が、変身させた若い男たちを、今日これからラフ○○○に放り込むそうなんです。見学に来ません? ぼくは行くんですけど」

 マジかよ! 若い男を女装ハッテンへ送り込んでる人物、実在するのかよ?

「もちろん、おれも行くわ」

 おれはメールを戻すと、急いで新大久保へと向かったのでした。

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