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中村一義/春になれば。

3月23日。

大切な人の誕生日は
離れていても
何年たっても
1日中、その人の事が
頭をよぎる


出会った頃
あなたは自分の歳を言えずに
わたしはあなたの歳を聞こうとせず

何年か経ってから
運転免許証を差し出し
自己紹介してくれた時に
全てを理解したけれど、、、


あなたが他界して15年

気付けば
一緒に暮らしていた頃の
あなたの歳になっていて


偶然にも

そんな気分に浸れる曲が
私のもとに届き


春になれば
つまらない嘘を吹き飛ばし

春になれば
涙の数より笑い

春になれば

別れの数より
笑いたくて、、、

流れてゆく時計の針は
自身を刻む

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