春アニメどうですか?
響けユーフォニアム 3話まで
本当に立ち上がりが静かですね。1年生編、2年生編と我々視聴者の側が北宇治高校吹奏楽部のスケジュールをおおよそ把握できているというのを逆手に取って、目玉となるような回は取っておいている気がしますね。
正直言って新規顧客を取りにいく作品ではないと思うので、丁寧でゆっくりとした描写には激しく好印象。
特に2話の一年の歌、吹奏楽のためのを久美子が選んだ瞬間は最高でしたね。滝先生が3年間ずっといっしょにいて、信頼している幹部会3名の意見が満場一致で決まる瞬間。
今日の第三話も良かったですね。嫌な空気というか、湿度の高い北宇治高校、リアルの部活動よりギスギスしている人間関係。
久美子という人間は己という器を持っていないタイプ。だからこそ、過去に出会った人たちの影響にとても左右されているようにうつります。
結局はそれが久美子の個性になっていくわけですけど、落伍者を出したくないという部長として重圧のような責任感から、部活動の長として、集団退部者が出ないよう、また1人1人を大切にしていこうという黄前相談所精神で、皆を繋ぎ止め久美子や北宇治高校吹奏楽部自身が、音楽を楽しむ為の責務へと昇華させる。
久美子という人間の個性は他人に振り回されるようでいて、実はワガママをしっかり通す事の出来る、青春時代に誰しもが憧れたけれど決して手に入れる事の出来なかった学生らしさにあるのかもしれません。
一方でまともな演奏回が全然きません。いやわかってます。過去作もそうでしたからね。
4話でサンフェスで開放する感じでしょうか。楽しみです。
終末トレインどこへいく? 4話まで
4話までみても未だに方向性音痴が極まっている感じ。今のところはそれがカオスな感じがして楽しめているわけですが、そろそろ着地点を示してほしい感じ。勿論池袋駅までを目指す西武鉄道沿線が舞台なのは分かるんですけどね。
第4話アバンで静留が葉香に向けて語った夢がその通りになっているので、7G事件を引き起こす(能動的ではない)ボタンを押してしまった葉香の思い描く世界になってしまった、と見るのが分かりやすいのかな?
キャラクターたちの見た目や台詞回しに反して内容は結構ホラーというかポストアポカリプス物というか、まさしく終末なんですよね。
オリジナルアニメは先の展開が全く読めないのが良いところではあるんですけど、お話を見終わった後に、続きどうなるんだー!?という引きをしっかり毎話毎話用意できるかというのは、水島努御大のお力にかかっていると思います。何か3話時点で5話までしか出来てないみたいなお話も聞いたんで、ぷる天化しない事だけ祈って視聴継続していきます!
あと動画貼りましたけどEDバチバチにかっきーっすね!私こういう曲好きです。
夜のクラゲは泳げない 3話まで
うーん、控えめにいって今季覇権っすわ。ユーフォもこのすばも終末トレインも、皆面白い!面白いけど、私この作品大好きかもしれない。
1話が大好きで、2話が正直ちょっと落ちたんですけど、3話でしっかりと最高値更新してくれている感じでしたね。
キウイちゃんの虚言癖というか、何でも大きく言ってしまう感じ。私も既視感を覚えるといいますか笑
あそこまで自信満々に言ったりはしないんですけど、ちょっと盛る癖があるのは否定できないんですよ。だからキウイちゃんが持つ葛藤は結構クるものがありましたね。
そんなキウイちゃんに、嘘を付くのは良くないよ!と言うのではなく、そんなキウイちゃんだから私は好きなんだ!私にとってのスーパーヒーローなんだ!と、劇中劇を通じて自身の醜態を晒しながらも、しっかりと伝える事の出来るアメノウズメ役を演じるまひる。これは主人公やってんなあって思いましたね。
前も書きましたけど、私主人公は光属性しか認めない連盟の末端に所属しているんです。
4人の女の子たちがそれぞれ葛藤を抱え、1人1人では前へ進むのを躊躇してしまうようなか細い光だけれど、1人が2人に、2人が3人に、3人が4人になった時、それは大きな光になっていく。
まさしくタイトルの通りの筋書きに文句のつけようもござんせん!
ゆるキャン△ 3話まで
とあるアニメレビュー配信で見かけたチャットがもうまさにゆるキャン△というものの魅力を端的に伝えていました。
ゆるキャン△っていうのは特別なものは何も描かないんです。ある種日常アニメの極致と言っていい。
だけどキャンプに行ったりツーリングで遠出したりと、非日常を疑似体験させてくれるんですよね。
この日常と非日常の塩梅が絶妙なのがゆるキャン△という作品。制作会社の変更なんのその!相変わらずのテイストで安心してます!
このすば 2話まで
文句なし。カズマとアクアいればどんな世界観でも成立するわこのアニメ。
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