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親知らず抜歯日記。


人生の一大イベントである親知らずの抜歯を先月末にしてきました。


何年も前から身を潜めていた親知らず、いつかそのうち抜かなきゃなーと思いながら放置すること数年、先延ばし癖はやめよう!!と急に思い立ち歯医者へ。

上下1本ずつの計4本生えていて、右下に横向きに生えている一番厄介なやつが神経に届きそうなくらい虫歯が進行しており、このままだと隣の歯に感染る&いつ痛みが出てもおかしくないからすぐ抜いちゃわないとだめだよ、と先生に脅されてすぐに抜歯の予約をした。

はっきり言ってくれたので迷う余地なく抜く覚悟ができてよかった。


めちゃくちゃ腫れるとか痛いとか泣いたとか、はたまたそんなに痛くなかったとか散見する情報にビビり散らかしまくっていたが、抜歯前日はもうやったれ!!と、恐怖を通り越して興奮状態にあった。

が、いざ歯医者さんにいくと、初診の時の先生とは違う、口腔外科の先生によろしくお願いしまーすと挨拶され(若くてイケメンぽい先生だった。が、そんなことはどうでもよく)、恐怖で固まりまくっていたら先生にも伝わっていたのか、初めてだから緊張しますよねー、大丈夫だよーと、優しく励まされながら、いざ治療へ。

2回に渡りチクチクと麻酔をかけて、麻酔が効いてくるまでの間にどうやって抜いていくのか説明を聞いた。

生え方が特殊で横向きに生えてしまってるので、まずは歯茎を切開して〜、歯を二つに割って〜、と説明をされたけど、怖いから説明しなくていいですと内心思いながら、徐々に麻酔が効いてきて口が半開きになったひどい顔で同意書みたいなのにサインした。なんせ生え方が特殊だから神経を傷つけてしまう恐れがあるそうで、気を付けるけど傷つけちゃったらごめんねー的な同意書。


治療時間は30分から1時間程度、と言われ、いざ抜歯へ。


それから、ぎゅいーーーーーーーーん、しゅぱぱぱぱぱ、がががががががが、ぎゅいーーーーーーーーーん、しゅぱぱぱ、ぎぎぎぎぎ、先生「ペアンちょうだい」、ぎゅいーーーん、ごりごりごり・・・

「抜けましたからねーーー」

という先生の一声に心の底からほっとした。

時間はちょうど30分くらいだった。

感想としては、思ったより全然痛くない。最初の麻酔がチクっとするくらい。

なによりも音がうるさかった。工事現場のような音が口の中で鳴り響いていて、なるべく心を無にしようと、ずっとジェットコースターから落ちながら絶叫しているイメージをして耐えた。


それから麻酔が切れるまでの2・3時間は顔の違和感がすごかった。麻酔が切れる30分前に痛み止めを飲んで寝て、起きてからも痛みはほぼなかった。

抜いたところと歯茎はけっこう腫れていたけど外から腫れは全然わからない感じ。

2日目くらいまでうがいすると血が混ざっていて不快感があり固形物は食べられなかったけど、3日目からは反対側で噛んで食べられるようになった。

傷口を糸で縫ってもらってたので一週間後に再び来院し抜糸してもらい、まだ傷口は完全に治っていないけれど、二週間ほど経った現在、普通に噛めるようになった。


ということで、一番厄介な生え方をしていた親知らずの抜歯が無事に終わり、もう怖いものはなし!!
っていうのは嘘でちょっと怖いけれど、残りの3本も全部抜きます。

次回は、左上下2本+虫歯の治療もあるので、またやったれ精神で乗り切ろ~と思います。

ずっと治療しなきゃ!と思っていた自分の歯ととことん向き合っていくことになりそう。


歯医者って1回いくと、通わないといけないから大変だよね。


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