生きてて疲れる。
別に死にたいとかそーゆーことは思ったりはしない。
ただ疲れる。取れることの無い倦怠感がこころに居座って、楽しい時のワクワク感は尻に敷かれてしまう。
最近までは顔出さなかったのに、今は隙あらばこころを握りつぶしては先の見えない闇を作り出す。

その次に過去を思い出しては身体が疼いて何かをすることでその「恥」とやら「哀」とかに足掻こうとする。
チック症ではないが、よく握りこぶしを気付かれないように作ったりしてその場その場を凌ぐ。

落ち着きを取り戻せば次に過去に囚われてる自分を思い出しては「情けない」とか「女々しい奴」って自分を蔑む。
「下向いて歩くやつが嫌い」とか人がいる前で胸張って言うくせに、こーゆー時に限ってその人の立場になる。
そんな自分の芯の無さに気づいてはまた自己嫌悪に陥る。

「ダルい先輩にならないで、後輩から親しまれる人になりたい!!」
そう思う俺がいる。
それはグループが幸せな状況で、お互いに助け合える、ここにいていいんだって思える空間を作り出したくして、そしてみんなが笑顔でいる。
その空間が好きなんだ。
だから俺は辛い時だって道化師になる。キツい言葉でいじられても、シカトされても笑顔を絶やさないし、悲しい顔はしない。だってその方がみんな幸せだから。

でもたまにボロが出る時もある。
特に親しいと「勝手に」思ってる人の前では自分の話をダラダラ話して、後輩の話を聞けてる自信がない時がある。

あー、またやってるよ。
だめだだめだ、ダルい先輩になっちゃいけない。
もっと親しまれないと。じゃなきゃもっといたいって思える場所(サークル)にならないじゃないか。

話終わったあとそう思っては、後悔に駆られる。
そして1日2日、いや1週間はそれを引きずる。

またある時は元カノを思い出す。
あのかけがえのない時間に浸っては自分の至らなさ、弱さ脆さが情けなくて「楽しかった」ではなく「戻りたい」と過去に執着する。
今付き添ってくれてる人がいるのに。
あー、なんて浮気者なんだ俺は。本気で愛してるのかよ俺は。どうなんだよ、言ってみろ二枚舌。

ある時、他の女性と会って抱けそうな雰囲気があれば、それに走り出しそうになる自分もいる。
「ダキタイダキタイダキタイダキタイダキタイダキタイ」
その文字が頭いっぱいになる。
今付き添ってくれてる人がいるのに。
そして後悔に駆られる。
あぁ、俺はなんてダメな、薄情な奴なんだろ。
「愛してる」なんて言う資格ないな俺には。
そう自分を蔑んではまたいつか思い出す。

そんなことが現れては、衝動に駆られ、何かの動作をしてかき消して、過去に執着する自分の雄々しさの無い、指を加えた赤ん坊にそっくりな俺がいる。それを自覚してはさらに疲れる。


そして思うんだ、

「生きてて疲れる。」


今書いてて思う。
なんて恥さらしな人間なんだろ。
死んだほうがみんな幸せになるんだろうなって。

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