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自分について分からないから60万課金した話:ポジウィル体験記⑧

ついに8回目。全部で9回らしい。次で終わっちゃうらしい。うそでしょ!?

毎度のごとく、人生相談から始まる

「先週はどんな1週間でしたか?」
トレーナーはこの言葉からいつも始めてくれる。

「進んでると思いつつ、また悩んでしまいました・・・」

やりたいことと働き方のギャップを感じている

働き方は人による。
・仕事100%に打ち込める人
・仕事だけじゃなくて、プライベートも充実させていきたい人

当たり前だけど、このどちらかが優位ということはなく、「本人に会った選択をする」ということが大切で。

私は、「仕事もバリバリやって、プライベートもめちゃくちゃ充実させなきゃ!タフに生きなきゃ!!」と思っていた。
なんなら「それができないのは自立とは言わない!!」とまで思い切っていた。マジで。

つまり、自分の首を自分で締めていたわけ。

でもトレーナーの方から
「100%理想にならなくてもいいので、目指したいビジョンや方向性に近づけていればいいんです。」と言われた。(前回と被る部分がある・・・)

改めて、5年後どうなっていたいか?

・帰宅して自炊して、彼氏と2人でごはんを食べたい
・会社の中で、ある程度裁量をもって働きたい。マネジメントとかもしたい
・仲間と一緒に楽しんでお仕事をしたい

これが理想だった。
そう、驚くことに「業種や業界の縛りがない」!

今まであれほど
「やりたいことがない・・・」「やりたいことを仕事にしなくちゃ・・・」
とがんじがらめになっていたのに。

「ライターや編集もしてみたい」というのは、WANTであって、MUSTではなかった。これが気づきだった。

仕事とプライベートを、それなりに充実させていれば満足なんだ(キャパオーバーしない程度に!)
本当のところは、多くを望んではいなかったんだ・・・。

「わたし、自分自身に縛られていたんですね・・・」と驚き、
「でも、『これがやりたい!』というのがないと、企業側は意志の無いやつだとみなして採ってくれないのではないでしょうか・・・?」と正直な気持ちを伝えると

「世の中の人は、みんなやりたいことがあるわけではないですよ。
少なくとも、企業は『継続しそうか』『与えられた職種で活躍してくれそうか』この2点で見ています。つまり、これをおさえればいいだけなんです。」

なるほどなあ・・・。志望動機は、その裏付けということだ。
逆を言えば、続けていけそうな理由を考えれば通るってことだ!

「ただ必要なのは、少なくとも『こういうことでやりがいを感じます』というポイントがマッチしていることです。」

これは経験から紐解いて、結び付ければいいんだ。


0・100の自分に気づく

最近やっと気づいたのだけれど、自分は固定概念が強いらしい。

「正社員でなければ」「働いていなければ」「やりたいことを仕事にして、それを充実させていなければ」「仕事も家庭も100%できてなければ」

そして、出来ていない自分に対して「ダメなやつ」と思ってしまっていた。
これに気づけたのは、トレーナーや親、彼氏、友達など周りの人の影響。

とにかく前職で辛かったとき、めちゃくちゃ周りに相談した。
「本当に辛かったら辞めていいんだよ」「続ける必要ないよ」「そんな環境おかしいよ」「新入社員なんだから出来てなくて当然だよ」

そうやって何度も何度も、いうことを聞かない私に、教えてくれた。

時には母から「本当にお前は頑固!そのくだらない固定概念どうにかしたら?」と強い言葉で言われて、めちゃくちゃ泣いて(笑)

分かってるんだけど、どうしたらいいか分からないんだよー!(本当の意味で分かってない)状態。

でも今だったら少しわかる。執着を手放せばいいんだよな。
そして極端じゃなくて、グラデーションの考えでいい。
「できない!ウワー!最悪!」じゃなくて、
できないけど、いーんじゃない?30%位できてるくね?」←これ大事

あと、これからも、「なんかこれ、自分で当たり前だと思っていたけれど、当たり前じゃないのか?」と思って、他の人に聞いてみる。を繰り返す!

0・100の自分で良かったこと

でも、0・100の自分がいたからこそ、今までできたこともある。
例えば、中学の時、未経験なのにピアノの伴奏者に立候補したりとか。
高校の時、生徒会長に立候補したりとか。

その時は「頑張っていなければ、認められなければ」という固定概念のもと、努力していた。プレッシャーにも耐えていた。
「やりたいからやる!できる!」というマインドを持ち、それがプラスに働いているときは、その波に乗る。

でも少しずつ考え方は変わるから、
「昔はあんな活発的だったのに、今は出来ない・・・ああ・・・」
と思うのではなく、
「成長と共に考え方も変わっていく。今はゆったりするフェーズなんだ!
そして別のことで貢献していこ!」と思う。

そうやっていろんな経験をすることで、人間としての土壌が育っていく。
マラソンで全力疾走したら、途中でバテるのは当たり前だもんね。
そして、道草で大切なものが見つかったりする。

自分の場合は、それが彼氏という存在だった。
昔は「恋愛なんてしない!一人で生きていくんだ!」とすら思っていたのに、
誰かと一緒にいることが本当に楽しくて幸せで。
たまにはそれを優先させる人生でもいいよね!

大切なのは自分が納得できるかどうか

これに尽きる。

どんな選択をしても間違いではない。
ライターや編集だって、副業レベルから始めることもできる。
書くことが業務の一部で出来たりもする。

今の私は、ただ「書くこと」を仕事にしたいわけではないんだろうと思う。
このブログがきっかけで、「書くこと」を仕事にしたい、と思ったけれど、
それは自分の考えを丸ごと発信できることに楽しさを感じたから。

「同じような思いを持っている人に届け!」とは思っているものの、
自己満なところが多分にあるため、いきなり仕事にしてしまうとやけどしそうな気がする。そして、多分この勘は当たってる気がする。

書くことは好きで、得意ではあるけれど、認められた経験はそんなにない。

小さいときにコンクールで入賞したりはあったけれど、いきなり本業一本にするほどの気概も正直ない。
だから、少しずつ業務の一部でやっていって自信をつけるのがいいんじゃないか?と思った。

好きより、得意を、伸ばす。

そして、書くにこだわるのではなく、自分が今まで認められてきたことや得意で、実績があることを伸ばしていく方がいいんじゃないか?と思った。

たとえば
・チームで一緒になって目標に向かって取り組むこと
・自分の興味のあるサービスや製品について発信すること
・目の前の誰かの力になれること

書く!ウオー!という原動力でやるより、こっちの方が認められやすいんじゃないかな、と思う。
↑これ結構大切な視点だと思っていて、前の組織では「認められている感覚」が全くなかった。

だって仮に書くことが好きで、めちゃくちゃ書いていても、全然周りから認められなかったら自分のモチベは下がるから。

例えば、極端だけど、自分がそんなに得意とは思っていないことでも、周りから評価されているとする。(あんまりこういう経験はないんだけど)
そしたらもっと頑張りたいと思うし、何よりそれで実績が出ている自分のことが好きだ、と思う。
まあ他人軸だけで評価を決めないのも大切だから、これはバランスが大事なんだけどね。

組織から「認められている」という感覚の大切さ

別視点で言うと、組織での居心地の良さ。
自分が認められている、受け入れられている、と思える組織だったら、結果を出してなくてものびのびやることが出来るんだと思う。

前は、結果も出せていなかったし、自分もこの組織に貢献したいと心から思えなかった。(思おうとしたこともあったけど、一緒にいる人間が無理で全然思えなかった。早く業績落ちて辞めさせてほしいとさえ思っていた)

「こういうところで貢献してくれてるよね」という言葉を、上司が言うべきだと思う。それが上司の務めだと思う。
だから一緒に働く人が大切!という視点は大切にしたい。

まとめ

・「あれ・・・なんか息苦しい・・・私って固定概念強め・・・!?」と思ったら、周りの人に相談するべし
・将来どんな感じになってたい?とフワッと考えて、それに近づけてるならオールOK!
・好きって気持ちも大切。でも、「実績のあること×安心できる組織」が最強。

今回は謎に超大作になってしまいました!!

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