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SNSタロット引きを終えての考察

タロットを手にしてから一か月が過ぎました。
まっっっったくの超初心者で「大?小?アルカ、な?スプレッドってピーナッツバターのこと?」レベルの私が学んでいく中で感じたこと、そしてこの間に21名の方にSNSでタロット引きをさせて戴いたことへの考察、これからの展望を書き記してみました。

SNS無料タロット引きを終えて

今回、Instagram・Facebook・noteで募集をかけさせて貰い、結果21名の方にタロットを引かせて頂いた。(文体突然変わってごめん)

最初は一枚引きでやっていたけれど、1枚引きの方が難解に思えて、途中からホラリースプレッドで引いていくことにした。

結果として
・現状が当たっている
・結果が今はまだピンとこない

この二つが多かった。
現状がドンピシャと言う方がけっこう多くて、引いた私も驚いた。

結果がピンとこない、の原因は、もちろん私の読みが未熟だということ。状況からの流れをしっかり読めていないのだと思う。そして問題を提示して貰っていなかったことだと思う。

タロットは問題が定まらなければ答えも定まらない。しかし幾ら無料だからといって、誰もが見れるSNSで詳細な悩みを書いて貰うわけにもいかない。人目のある場所でお悩みを沢山書いて下さいとは言えないし、難しいところだ。

では個人間のメッセですれば良いのだろうけど、自分のモチベのためにも人前で書くという緊張感が必要だった。


そして今回のタロット引きを終えて、何だか足りないような、、、もちろん大前提として私の知識が足りないのだけれど、初心者なりの疑問がたくさん出てきたのだ。

疑問1★逆に出たから逆位置を読む、って何でだろう?

もう本当に素朴な疑問である。逆に出たからといってカードが逆の意味になるような単純なことではないだろう。ならば何故このルールが存在するのか。。。と調べてブッたまげた!製作者、アーサー・エドワード・ウェイトには逆位置の概念が無い。つまり、そもそも逆位置ってなかった!!

衝撃である。私はプロの人だから逆位置も読める、読めるようにならなければいけないのだ!と思っていた。何も知らない今回、エラそうに「逆位置のカードが出てますので~」なんて書いていた。こっぱずかしい。穴があったら落ちたい。

調べてみたところ、タロットが広まってきた頃に同好者たちがフランスのトランプ占いpiquet(ピケ)の流れから派生しタロットカードでも「逆位置の意味」を取るようになったらしい。

本家本元では取り入れていない逆位置を何故愛好者のはずの人達が取り入れたのか?その理由としては「一般受けのため」

な、る、ほ、ど、ね~!!

確かに私のような何の知識も無い人に「いや~タロットっていうのは錬金術と旧約聖書と天体の概念が」とか言われてもチンプンカンプンである。更に「作ったのは黄金の夜明け団という秘密結社でね!それで人間が何からできてるか知ってる?水銀と塩をね、、」あ、ああ、あやしい、、、

突然こんなん言われたら、軽い散歩のつもりで歩いてきたタロット森には二度と足を踏み入れたくなくなるだろう。

それよりは「マルか!バツか!はい正解!!逆位置だったらこの意味ね!」の方が大衆受けは絶対良いだろう。

これ、どっかで聞いたような流れだなあと思ったら、古典から現代への西洋占星術の流れと似ているのだ。

一般受けするために「わざと知識を甘く濁して浸透させていく」ような部分というか。

疑問2★私がやっているのは単なる「当てはめ」では?

そして「占術から悩みに寄せていく当てはめ」だが、西洋占星術の場合は「そこに在る」ものとして天体が出ているので、在る状態から流れをたどっていく。天体は数字で動いているので当たる当たらないに関わらずアクションは確定する。

しかしタロットの場合は「そこに無い」ものが出てくる。

赤の他人がカードを引いて、問題に全くそぐわないカードが出てきたりする。でもこれがタロットの面白いところで、自分には無い部分から「視点」を突然出されてくるのだ。

突然出された視点によって、自分が自由になるためのヒントを貰えるのだ。

さて、ここから新しい視点を展開していければ良いのだろうけど、私にはスキルがまだまだ足りないようだ。(結論に繋がる)

疑問3★西洋占星術のエレメントとタロットのエレメントは違う?セフィロトの樹って?

私は西洋占星術の基礎知識があるので、タロットを手にした当初は「エレメントの基礎知識があるからスート(エレメント)の読みもスルっと入っていける!」と思っていたのだが、色々トライして自分なりに調べているうちに気付いた。

西洋占星術とタロットでは、エレメントの構造が違うくね?

西洋占星術の場合は星座の並びがエレメントの並び「火・地・風・水」の繰り返しだが、タロットは「火・風・水・地」で、そこには明らかな階層がある。

セフィロトの樹という大台があり、有体無体のような区分があるようだ。そしてその樹には天体が当てはめられている。各天体どうしをパス(占星術でいうとアスペクト)する関係に大アルカナがある。そして各スートの数字(1~10)はセフィロトの樹の天体に当てはめることが出来る。例えばカップの7の場合。7は金星。カップは水のエレメントなので、かに座、さそり座、魚座を表す。そしてうお座では金星はエグザルテーションなので優位。つまりカップの7は金星という「自分が好きなもの、相手に推したいもの」と相性が良く、その性質が出やすい。しかしこれは裏を返せば「強欲」ともなる。そして続くカップの8。8は水星。前述のようにカップは水のエレメントだが、水星との共通項目は無い。ゆえに知性を持ってその強欲さは金星と水星のパス、大アルカナ「塔」によって破壊される。その結果、カップ8はこれまで手にした栄光や財産を置いて新しい旅に出ることになる。

フゥゥ読んだ人いる?えらい!
違ってたら教えて先輩!

というか、スートの数字がセフィロトの樹と対応しているとたった今、知ったのだ!!!!!それだけでこんなに読みやすくなるとは~!タロットすごいな!!!

ついでに西洋占星術では人間は風だが、タロットでは水。鷲も西洋占星術ではサソリの進化体なので水だが、タロットでは風。この概念も違う。この考えの派生元は何だろう?謎。

結論★タロットをもっと勉強したい

今回タロットを手にして、私は本来は問題の無いところに出たカードに合わせて問題を作ってしまう癖があるのだと気づいた。

これはタロットも西洋占星術も関係なく、ものすごく大事な気づきだ。人は自分が見たいようにしか物事を見ない。見れない。でもソコにブッこんでくるのがタロットなのだ。自分の思い込みではなく、直感という名の感情ではなく、知識の選択でタロットを読めるようになりたい。

ココをないがしろにしたまま、知ったかぶりで自分を上塗りしていかないように気を付けなければいけない。

私は西洋占星術もタロットも、まだまだまだまだまだまだ初心者だ。だから「そもそもなんで?」が沢山ある。もう少し落ち着いたら、またタロット引かせろおおおおをやろうと思う。

ここまで長文読んでくれてありがとう。生ハム~。

つちのと

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