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山羊座に火星が入るとパラダイス銀河でしゃかりきコロンブス(1)

1月24日から3月5日まで、火星が山羊座に滞在します。

火星にとって、山羊座はエグザルテーションという品位が高く動きやすい星座です。

また火星が支配するおひつじ座・さそり座のエネルギーも山羊座に入ってきますので、強い信念と洞察力を持ちながらも、明朗快活アグレッシブに動いていける時。

衝突や葛藤の中から「本当に考えなければならないこと」が固まってくるはずです。

そもそも山羊座とは

山羊座は本来の性質として、制限・構造・責任 を重要視して動きます。地のエレメントなので金星と月で構成されており「自分が心地良くあるために現状を固めていこうとする」をベースとした性質を持っています。

自分らしさを、目に見える確かで具体的なものを使って表現し、自分が達成した事から「自分が何者であるのか」を定義していこうとします。

また集団における個の責任を引き受けようとする最初の星座であり、統治のための法則やガイドラインを作っていこうとします。全体を見るというよりは自分の収まっている枠の中を見ることに長けており「限られた資材の中でどう効率的に回していくか」を考えることがとても得意です。

これは面白いところなのですが

山羊座にとって重要なのは
「それが何であるか」ではなく
「それが何でないか」です。

使えるか・使えないかというシビアな視点もありますが、そもそもの存在に対して「お前は何であるか」を問います。

相手にも自分にも課題・試練を与え、その動向を観察する。そして許し選択したものが山羊座の輪郭を作っていっています。

冬毛で顔が丸すぎる。

射手座の火星の課題を考える。

山羊座火星入りを考える前に、その前身である射手座火星の時期がどうであったかを考えましょう。

12月13日から1月23日までは、火星は射手座に滞在していました。
射手座は火のエレメント、火星も火属性です。

同じエレメントなので動きやすいところはありますが、気になったこと・気づいたことを全てやろうとする散漫さがあったり、本来なら真剣に取り組まなければならないことを、自分の中に落とし込む前に勢いで終わらせてしまったり、と目的が定まらない一面があったかと思います。

またこの時期はドラゴンテイルも射手座にあり火星とも重なっていたので、「自分の信条が正しくて、他は全て間違っている」という気持ちが強かった時かもしれません。他者に対して強い物言いで迫ってしまったり、相手の意志を確認する前に強引な動きが出てしまい失敗してしまった、という方もいらっしゃったかもですね。

他者を改宗しようとするのではなく、他者の自由な思想を尊重していくことを学ぶ。この課題をしっかりと頭に入れた上で山羊座の火星期に入っていくことが大事です。

ねこぱん。

なぜ火星は山羊座で動きやすいのか。

火星は、車で言うと動き続けるエンジン本体。その方向を決めるハンドルを握っているのは別の天体です。火星だけでは行先を決めることが出来ません。

良いところ

火星は目的がある方が集中して全力投機できます。山羊座のように「ルール、目的、他者との境界線」がはっきりしていると、枠の中で自分の動きに集中して短期決戦で目的を完遂しやすくなります。また山羊座の活動宮と火星は勢いがつきやすく、どんな状況にもリスクを恐れず切り込み、一緒にいいる仲間を自分の熱で感化させ燃え上がらせます。全体の士気を高めることが上手くチームに対する引率力も強いです。

悪いところ

しかし、その一方で自我(エゴ)にハマりやすい傾向があります。動けば結果が出るという部分では、不安から過度に競争的となったり、業績を認められたいがために他者を圧倒させたい焦りが強くってしまったり。
自分と相手の境界線をハッキリしたいがために尊大になりやすく、時に非常なまでの野心的行動をとります。そんな冷酷さに周囲はぐっと引いてしまうのですが、本人はそんなエゴを出している自分を誇りに思ってしまうような所もあったりします。ワンマンにならないように気を付けたいところです。

具体的な動き

ここまでで既に1600文字と読む方も息絶え絶えかと思います。ごめんちゃい。山羊座に入ってからの具体的な火星の動きは(2)にしますね。これから3月頭までは、火星と金星の合、更には火星金星・冥王星の合、とパラダイス銀河なので星座別に書いていけたらな~と思っています。どうかなあ。

それではまた~。

微妙な見切り。

つちのと


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