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自然 >人間>ホロスコープ

地震、山火事、土石流、低温高温、日照り大雨、あの大震災すら「ホロスコープでは」と言う人がいるから驚きだ。自分が天地創造の神にでもなったつもりなのだろうか。

大雪で各地の交通機関が麻痺!
水星逆行の影響が出てきていますね!

というような投稿を
幾つか目にしたんですが

それは水星逆行じゃなくて
天候の影響です。

北国の除雪。

ホロスコープ>自然天候?


そもそもホロスコープは
「星」から成り立っている。

我々が見る「星」とは「惑星・衛星・恒星」であり、その主成分である水素(ヘリウム)が、地球と宇宙の真空を隔てる大気を通すことで「発光しているように見える」=「初めて星として認識される」というステップがある。

私たちは自然を通して見せられているものを通して、ホロスコープを見せられている(ややこしい)

かつてエジプトの民が天文・占星学を使ってナイル川氾濫を予測したのは、星の位置による氾濫の「時期」であり、自然の突発的な「事象」では無い。

自然<ホロスコープ?

天候によって交通機関が麻痺するなんて、ホロスコープを知らない人でも誰でも容易に想定がつく事である。

それを如何にも
ホロスコープの影響が〜
ここにも〜あそこにも〜
と「さも全て知っている」ように言うなら

止まった高速がいつ除雪終わるのか教えてくれ
列車運転再開の時間を教えてくれ
次の飛行機が飛ぶのか教えてくれ

↑はホラリー占星術では観れると思うが、水星逆行キャッキャ組は古典とはそもそも無縁だろう。

そもそも言うな。

地震、山火事、土石流、低温高温、日照り大雨、あの大震災すら「ホロスコープでは」と言う人がいるから驚きだ。自分が天地創造の神にでもなったつもりなのだろうか。

ホロスコープは天候を操作していない。
ホロスコープは人を操作していない。

そのうち「実は月の逆行があなたを混乱させてるんです」とか言い出す人も出てくるのかもしれない。ネオ西洋占星術!

なんでもかんでも当てはめて、言葉遊びをキャッキャと楽しんでるだけ、お遊びです〜なら、そもそもやるな。

ホロスコープ見解から述べると、今回の水星逆行は、土星にタッチする寸前に逆行に転じ、逆行が終わって順行になる日に太陽が土星にタッチする、という何とも奥ゆかしい一面を持っている。

今どんなに悩み戸惑っても、自分の思考に関わらず変化は起こっていくし、その中で自分の安心とは何に属しているのか?を問い続ける日々が続くだろう。

↓ 水星逆行についての私のスタンス。

それでは、また〜。

つちのと

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