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湧出形態

今回は温泉の3タイプの湧出形態について解説させていただきます。

源泉の湧出形態についてご説明させていただきますと、

源泉は出てくる段階で、「自然」と「掘削」とに分かれ、そして基本的に3タイプに分かれます。

1 自然湧出
2 掘削自噴
3 掘削抑揚 となるのですが、自然湧出の中でも「足元湧出」のお湯が最高の鮮度の良いお湯とされております。

何故なら湯船の床からの湧出のため、お湯が空気に触れることが無く
源泉そのままのお湯
を堪能できるためなのです。

また自然湧出は地表まで噴き出す「圧力」「経路」「湯量」が無くては出来なく、イメージとしては圧力鍋の湯気が噴き出すのに似ている感じで
源泉のパワーを感じるものです。 

江戸時代から続く湯治場は、その時代にボーリング技術が無かった頃からの源泉となり、自然湧出の確率が高くなります。

例としては山梨県 下部温泉 源泉館などがそれにあたります。また自然湧出は湧出量の測定が不可能な場合が多く、ここも同じですが一説には毎分400L以上とのことです。

湯守人 Kentが温泉の湧出形態の違いと足元湧出について解説させていただきました。


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