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今後の戦略・方針について (父・鳩山由紀夫との議論を公開するにあたって皆さんにお伝えしたいこと)

語り:鳩山紀一郎(日本先進会 代表)

今回は、日本先進会の今後の戦略についてお話ししたいと思いますが、その前にひとつご報告したいことがあります。

ご報告したいこと

先日、YouTubeやTwitterを通じて皆さまにお伝えしたとおり、父・鳩山由紀夫と対談をして、動画撮影を行いました。その模様はこれから配信を予定していますが、ハッキリ言って皆さんにご満足いただけるようなクオリティにはなっていないと思います。そもそも、色々な動画で見られるような対談と違って、本当にガチンコの対談をお見せしようと思っているので、きれいにはまとめきれないのですが、そこを差し引いても、たとえば、父が示してきた論点に対して、反論すべきところを十分には反論できていなかったり、全体的にやや遠慮したしゃべり方になっていて、表現も回りくどいところが多かったりと、技術的にも内容的にも私にとっては課題が残るものでした。

しかし、皆さんにお伝えしたいのは、これは実は「現実の私」で、むしろ今まで皆さんにお見せしていた私は、かなり無理をしていた私だったということなのです。 日本先進会は、政策本位でということで、完全にゼロから新政党を立ち上げて、ゆくゆくは政権を取りたいという、普通に考えれば、無謀な挑戦をしています。そんな挑戦を成功させるには、やはり代表である私は、いわゆる「オピニオンリーダー」とか、あるいは「カリスマ」みたいなものになる必要がある、と思っています。中長期的にはこのような「理想像」を目指したいが、今の私は実力が足りていない。恥ずかしいことですがこれはしょうがないのです。そのため、これまで動画とかツイートで発信するときには、長島さんにも大いに助けてもらいながら、なんとか無理やり「理想的の自分」を見せようとしてきました。でも、それは「ありのままの自分」ではなかったということです。今後、日本先進会の活動の幅を拡げていこうとすると、こういうやり方をずっと続けていくのは、やはり無理があるし、厳しい。それは自分にとっても、日本先進会にとっても良くないと思います。だから、これからは、むしろ「ありのままの自分」を皆さんにさらけ出していくような発信のスタイルに変えていきたいと思っています。

私が少しずつ、仲間にも支えられながら、政治家を志す一人の人間として成長していく姿を、皆さんにお見せしていきますので、皆さんにも是非ご協力をいただきたいと思います。

今後の戦略

そういったことも踏まえた上で、日本先進会の今後の戦略をお話ししたいと思います。お話ししたいことは以下の三つです。
1.会員募集を始める
2.発信の幅をどう拡げていくか
3.来るべき衆院選について

1.会員募集を始める
まず一つ目の会員募集について。現在、私たちのHPのリニューアル作業をしていて、もう少しででき上がります。そこで、新たに無料の会員登録のページを設けることにしました。この趣旨は、まずはとにかく既に日本先進会のことを応援してくださっている方を中心にコミュニティを広げていきたいということです。

ご登録くださった方々は、会員限定のFacebookグループにご招待しますので、そこで私たち日本先進会メンバーとぜひ交流をしていただきたいと思います。そして、日本先進会の政策議論とか政党運営などにもご参画いただけるように検討していきます。さらに、これはいつになるか分かりませんが、ゆくゆくは「有料会員」というものを設定することも考えているので、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。

2.発信の幅をどう拡げていくか
次に二つ目の発信の幅をどう拡げていくかについて。とにかく、現時点で、日本先進会はまだまだ発信力不足なのは明らかですので、発信力を高めないと話になりません。発信力不足は、現時点での私の実力不足に原因があることはさっき言ったとおりで、これからは発信のスタイルを変えていきたいと思っているわけですが、ではどのようなスタイルの発信をしていくかというと、たとえば、
(ア) 日ごろの議論の様子を公開する
どんな空気感で日本先進会のメンバーは議論しているのかをお見せして、私たちがいかに「前向きに議論をしていこうとする集団」であるかを、もっと皆さんに知っていただきたいと思います。
(イ) 政治家や有識者と対談する
父・鳩山由紀夫を含め、政治家や有識者に対して政策をぶつける対談も行って、日本先進会をアピールしたいと思います。
(ウ) 日本先進会議を開催する
これまでも何度か申し上げてきたとおり、様々なテーマごとにオンラインで議論する会議を開催して、会員の皆さまからご意見を伺ったり、ご質問に対してお答えしたり、という活動を進めたいと思います。

こういった発信活動をこれからは行っていきますので、ぜひ温かく見守っていただきたいと思います。とにかく、いろいろな発信を通じて、私自身、場合によっては皆さんと一緒に、成長していきたいと思っていますので、どうかご協力ください。

3.来るべき衆院選について
次に、三つ目の衆院選について。結論としては、次期衆院選には出馬するつもりです。どこの選挙区で出馬するのか、などの具体的な話はまた別途いたします。ただ、日本先進会の現状を踏まえれば、選挙で勝てる確率は低いということはよくわかっているつもりです。そして、当選する確率を上げるのであれば、今からでは間に合うかわかりませんが、他党の公認をもらえばよいというご意見もあることは承知しています。しかし、他党からの公認ということになれば、当然、一時的であれ日本先進会の政策は捨てないといけません。私はそんなことはしたくない。

この「『思いやり』と『合理性』の日本へ」で提案している日本先進会の政策は、今の日本に本当に必要な政策ですから、他の政策を一時的でも掲げることはしたくない。

それに、私は従来型の古い選挙のやり方を変えていきたいのです。握手をして、あいさつ回りをして、頭を下げて、お酒を飲んで、それで一回の選挙を戦うのに何千万円もお金がかかるような、それが当たり前のような古い選挙のやり方。これを私は変えていきたい。このコロナ禍によって、古い選挙のやり方が否定されている今だからこそ、できる新しい選挙のやり方があるはずです。たとえば、有権者との新しい交流の形を作ったり、政策をベースにした健全な議論の場を作ったり、そのような新しい選挙のやり方を私は試したい。それならば、今度の衆院選に出馬することも意義はあるはずだと思います。そして、もちろん当選して議員になることができれば、注目度も高まって、日本先進会の発信力も高まる。そう考えています。

とにかく、次期衆院選をどう戦っていくかについては、随時お知らせしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

以上、私・鳩山紀一郎の現状も含めての、日本先進会の今後の戦略をお話ししてきました。私自身、少しでも早く実力をつけて、日本先進会の挑戦を成功させたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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