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東京のおいしい名建築さんぽ

『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』

甲斐 みのり (著) 鍵岡龍門 (写真)
発行:エクスナレッジ
13.5 x 1.4 x 18.8 cm

東京をはなれてからだいぶ経って
東京が恋しくなる時がある。
好きだったあの場所、この場所。
思い出と共に脳内東京トリップにもってこいなのが
この本。
東京ってビルや雑踏のカオスの中に
ひょっこり昭和やレトロやモダンが混ざってるんだよね。
その残った空気感に出逢うと胸が高鳴る!
よく行っていた、渋谷の名曲喫茶ライオンも載っててうれしい。
そのとなりにあるB.Y.G.も載せてほしいな~なんて思いながら。
(名建築カテゴリーではないかもしれないけれど)
けどほんと「名建築」たちは耐久性や様々な理由から
これからもずっとそこに在って
中で食事やお茶が飲めるとは限らないんだよなぁ。
とても有限でひょっとすると限定的な美しさ。
いつかいこうと思う場所があったら「いま」行ってみよう。
次、東京に行ったら足を延ばしてみよう。
そんな気持ちを忍ばせながら
今日も本で旅の気持ちを高めるのです。
今度、日本橋高島屋と日本橋三越を
この本片手に名建築味わい目線でクルーズしたいっ!
それからお茶の水の「山の上ホテル」の9席だけのバーも昔から一度行ってみたいし
上野の国際こども図書館にも行ってみたい
いつもと少し違う視点から
行きたいところと味わいたいことがたくさん見つかる素敵な本です

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