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夜は、待っている

『夜は、待っている。』

糸井重里 (著)
発行:ほぼ日

「会いたいから来ましたよ」と、そう言って会った。
それが、いちばん自然だったので、そうなった。

今回のはじめのページはこの言葉でした。
なんだかSENSEOFWONDERパーティのある今月にぴったりじゃないか。
ぱらぱらと読んでいくと胸がいっぱいになる。
あぁ、やっぱり好きだ。
糸井さんのことばの、このひたひたと染み込んで心が満ちていく魔法はなんなのだろう。
人生を大きくも小さくもみつもらず
揺れ動きながら、それすらも営みと受け止め、日々
頭と心と魂を動かしている人だと思う。
そんな人から紡がれた言葉だ。
だからこんなに響くし、好きだ。
うーんうーんと迷う日も、全然たどり着けなくて涙したことも、なかったことにしないでちゃんと考えて感じている人が好きだ。
それは自分自身もそうでありたい、という事でもある。
糸井さんの言葉に自分の人生のページを重ねたり
言葉に出来なかった気持ちの答え合わせをしたり
発見があって嬉しくなったり。
これは、「心で読む本。」
だから好きなんです。
夏の明るさの、浮かれや酔いがすこし落ち着いてくる秋の夜に。
「2023年の秋の初めにSENSEOFWONDERから届いた本。」
手にした本に宿る、その時の自分の現状や感覚はけっこう覚えていたりする。
ひょんなことが、人生の付箋になるかもしれない。
だから、大切にしたい。
SENSEOFWONDERパーティの日は移動本屋さん&お渡し会も15時~16時で同時開催します。
改装したアペリラさんの扉を開けて、会いに来てね。
「会いたいから会いに来たましたよ」
「待っていたよ。お会いできて、うれしいです。」
ウェルカムな気持ち特盛で待っています♡

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