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くすのきだんちはゆきのなか

『くすのきだんちはゆきのなか』

末崎 茂樹(絵)武鹿 悦子(著) 発行:ひかりのくに


雪の日はすっぽり白に覆われて
なんだか少しやさしい。
少しうれしい。
大好きなくすのきだんちシリーズのなかでも
そんな気配が漂うお気に入りの一冊です。

雪深い景色の中で紡がれる
誰かの暮しのかけらをのぞくのは
いつも少しわくわくする。
くすのきだんちのみんなが過ごす
雪の日。

住人のやさしさや思いやりに
ホッとして。
だれかが喜んでくれるといいなと思う
小さな気持ちや
笑顔を浮かべると、胸がきゅぅっとすこし高揚する感覚。
これってほんと、
生きるよろこびだなって思うのです。

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