見出し画像

チリとチリリよるのおはなし

『チリとチリリよるのおはなし』

どいかや(著)
発行:アリス館

いつの間にか、日暮れが早くて
夜の空気もすっかり秋本番に近づいてきています。
おやすみ前に
秋の夜のときめきを倍増させる
こんな絵本はいかが?
-満月の夜には
ちょっぴり不思議なおでかけ-
我が家も子どもたちともこの絵本を読んで、自転車で銭湯へ。
子供の頃、夜に自転車に乗って静かな夜の道を行くだけで
いつもと違う冒険のような気持ちになったことなぁと思い出す。
季節を感じる事、風の匂いに胸いっぱいになること
その時一緒にいる人とのかけがえのない一瞬を抱きしめること。
改めて、大人になるとこういう時間の尊さと豊かさを感じるし、子供たちに一番忘れないでとっておいてほしい感覚な気がします。
生きる術はたくさんあるけれど、真ん中のまぁるさって、すっごく大事だと思う。
絵本の世界は、そういう自分だけの感覚の宝箱。
大人にも子供にもお薦めのシリーズの一冊です。

優しくて繊細な絵のタッチでファンの多い「チリとチリリ」シリーズ。
秋にこんな一冊から入ってみてはいかがでしょう?
今回は、「猫」もテーマで、それもまたキュン。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?