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今日、誰のために生きる?

『今日誰のために生きる?-アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』
ひすいこたろう / SHOGEN (著)
発行:廣済堂出版

発売前からずっと気になっていたこの本をいよいよ読んだのは、東京に向かう新幹線の中。
これ、絶対お届けしたい!と思ってすぐ調べたら、うちがいつも卸してもらっている所にはない。でも絶対読みたい人多いと思うんだよなぁと脳内会議スタート。思い立った友人・まさみんに連絡してみたら、なんと編集の方を知っていた!瞬く間に紹介してくれて、4時間の東京滞在を終えて、帰りの新幹線に飛び乗ってやり取りをする頃には、編集の真野さんともすっかり意気投合!
快く引き受けて下さった上に、取り扱いを心から喜んでくれて、後日ファイルまでつけて下さることになったのです。
というわけで、みなさーん!今回特別付録でファイル付きだよぉぉ!気になりながら待っててくれていた人たち、ありがとう。
聞くと、真野さん自身、自分が担当した本だからという枠を超えて「なんかもうこの本大好きで、宣伝したくてしょうがないんです!」との事。なんという、思いの大きさ!早い話、同じものが好きな推し友誕生だったんです♡
私も読んで急に動き出しちゃったように、なぜだかこの本は心の奥底に届くんです。心が動くと、そのあとの行動も動いちゃう。
ショーゲンさんのブンジュ村の話を聞いていると、すごく心がのびやかになる感覚があって、一体この感覚はなんだろう…これが本の中に出てくる話?私のDNAの中に静かに隠れていた、古代日本の縄文時代のスピリットが反応しているのか?なんて。
この本を一言でいうならば、、
「感性を震わせて扉を開ける本。」
そしてそれこそ、この本で書かれている大切な事の一つで、私たちはこの話に触れることで、まるで呼び水のように、本来日本人が持っているしあわせの感覚を思い出していくのかもしれません。
そんな、ちょっとファンタジーのような話・・・面白くない?

前半がショーゲンさんのブンジュ村の村長から聞いた「古来から日本人が持って大切にしていたこと」の話で
後半はその話を元にひすいこたろうさんが、私たちが日常の中で生かしやすいように解説してくれているパートになっています。
後半の中に書かれていた
-気持ちを分かち合うと「物」は「物語」になる-
という話を読んだ時は、SENSEOFWONDER自体がまさにこれだなぁと、答え合わせのように感じて涙。
私たちは、始めた当初から本当の気持ちでおすすめしたい本を、本音で、出来る限り丁寧に、熱量高めに、愛すべき本の事を伝えたいとやってきたつもりです。場所もなかったので、未経験だけどオンラインショップを立ち上げてみて、1か月・2か月…1年・2年と続けていたら・・・
気が付けば、呼応して下さる方が増え、オンラインなのにお互いに顔と名前のわかる常連さんたちが各県にいて、応援して下さり、メッセージを下さり、何かあれば全国から駆け付けて下さり、なんなら季節の差し入れまで送ってきてくださる(!)という未知なる事態になっています。(涙)
オンラインなのに、そんな本屋は全国探してもなかなかないんじゃないだろうか・・・。(しつこく涙)
奇跡的としか思えません。
SENSEOFWONDERを知ってくれて、ライブを見て、本のレビューを読んで、本を選ぶ楽しみを感じてくれ、この場所まるごと好きになってくれることは、どこを切り取っても当たり前じゃない。
改めて思っても涙が出そうになります。
本の中の言葉を拝借して少し変えさせてもらうと・・・
SENSEOFWONDERは、気持ちを丁寧に伝えたことで「本」に愛が幾層にも重なり、「本」が「物語」を生んでくれた。
本って本当に「想いのかたまり」だと思います。
1冊ごとに、作者さん・編集さん営業さんの並々ならぬ想いがあり、その想いを世界に投げてくれたからこそ、私たちは読んで共鳴させてもらえる。心が震えたならば、つぎの役割は、想いを全力で重ねさせてもらうこと。するとまたそこに共鳴して下さった方々が現れて、それぞれの展開が枝葉のように広がっていく・・・。
あぁ、本が生まれる前から届いている今をゆっくり味わってみると、1冊の本が届いて拡がっていくことも本当に奇跡的。
想いに想いが重なるところには、こうして「奇跡的!」と声をあげたくなるような出来事が必ず起こってくると感じています。
そんな中にいると、いつの間にかそう感じる感度が高まってるっていうのも大いにあるのかも。
さぁ、これからもわたしたちが一緒に体感していくのは、本からつながる物語。
ますます「感じる」事をモットーに、ワーワーきゃーきゃーやりながら
色んな形で本とストーリーを、一緒に重ねていけたらいいなと思います♡

P.S.ファイルには、ひすいさんとショーゲンさんお二人のサインもプリントされていますよ~!キュートでうれしい!

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