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14ひきのこもりうた

『14ひきのこもりうた』

いわむら かずお(著/文)
発行:童心社
B5判 32ページ

愛してやまない14ひきシリーズなのだけど
最近またブームがきています。
特にこの「こもりうた」を夜モードで
ゆっくりと入眠にむけてこどもたちとながめる時間
もうね・・ものすごく癒される。
「この子だ~れだ?」
って探すのも
至福な、忘れたくないかけら。
“こんな夜をすごしたい。”
この絵本には
暮し方や日々の暮らしで感じたい感覚が詰まっている気がするんだ。
私の中では、ジブリの映画の世界観に触れているとき
に通じるものがあって。
「となりのトトロ」のあの田舎のあんな場所で過ごした夏があったわけではないのに
あれをみると胸が締め付けられるようななつかしさを覚える。(きっとおおいはず)
これって何なんだろうなぁ
もはや細胞に宿されているかのような
懐かしさの源そのものに触れるような
心の原風景との再会。
14ひきシリーズはまさにそんな世界。
夢とロマンとあこがれが詰まってる。
だからこどもたちに届けたいなぁと思うんです。
こんな世界観を。
入り込んでそこにいる感覚を。
そんな感覚をもつ喜びを。

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