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YES 人生は楽しむためにある

『YES /人生は楽しむためにある』

高橋歩 (著)
発行:A-Works

私にとって兄貴のような友達
高橋歩氏の最新刊。
一度、八割近く書けてたけど
何かがはまらなくて、全部なしにして書き直した話を聞いていた今回の本。
いやほんと、、かなり魂こもってると思う。
決して多くない言葉の数。
でもその密度がすごいのよ。
胸へ最速でまっすぐ入ってくるんだ。
「LOVE&FREE」や数多くの名本を生みだして
私も大学生の頃本当に熱中して読んでた。
歩本を読んで
世界に飛び出したり新しいこと始めたって話
確実に周りで10回は聞いたんだけど。
ほんとこれは、原点みたいな
そういう本だと思う。
それを読んで自分がどう感じるのか
それこそを味わう本。
誰でもない、過去でも未来でもない、今の自分が。

もし得られるかもしれないメリットや賞賛や
やった方が常識的に正解に思えることがあったとして。
でも、もし心の声が違うなら
真っ直ぐにいるために、どれだけ手放せるか。
それも何てことない事みたいに。
そうした真っ直ぐさは、誰も知らなくても
「気にいる自分」を自分で作っていく。
歩さんといるとそんなことを思う。

歩兄貴はご存知の通り
超素晴らしい聖人キャラではないんだけど
少年ジャンプのヒーロー
はたまたジャイアンみたいなカオスで熱い男。
「歩さんだからうまくいったんでしょ」
「やっぱ歩さんは違う」ってきっとよく言われそうだけど。
真っ直ぐで生きた言葉が生まれた奥では
諦めた方が楽で、心が折れそうになった瞬間だって
何度あったんだろうって思う。

何もせず、染まらず、知らずじゃなくて
全てみて、きいて、体験して。
色んな色になりながら。
それでも、それだから。
真ん中に透明が流れている人。
だから 外側の振り幅がデカい。
だから 少年ジャンプ。
真ん中だけは透明であり続ける、覚悟。
中心から湧き出る源泉が歩さんが歩さんである所以なんだろうな。
それで、その中心から湧き出る何かが
たくさんの人を惹きつけてムーブメントを作ったり
「感性の刺激」や「トリハダ」を巻き起こしてるんだろう。
ピュアな熱気は、間違いなく伝播する。

今回の本は、「高橋歩」の現在の集大成と感じる事。
それはあなたにも必ず伝播するものがあると思う。
どうだったか、また聞かせてほしいな。


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