『『千と千尋の神隠し』の感想』の感想

まずは『千と千尋の神隠し』に携わった方々やそれに関する感想を述べた方に感謝する。『千と千尋の神隠し』を知らない方に簡単にまとめると「主人公が別の世界に行き様々なことに巻き込まれていく物語」だ。
そして、今回取り上げていく『『千と千尋の神隠し』の感想』もまとめると「因果関係が成り立っていなくストーリーがわからない。」というものだ。
私はこの感想に対し、ある程度の共感とそれに対する考えが浮かび上がってきた。
私の共感は、「大筋はあるものの様々な部分がまるで切り取られているよう」なことだった。伝えたいことだけ伝えて後の日常パードはまるで無意味だと言わんばかりにカットされている。
そして、私の感想に対する考えは「それを楽しむ」のではないか。ということだ。
現実的なことを楽しむ映画の中で特に大きな出来事でない限りそれは誰かにとって苦痛であるかもしれない、名前を取られる経験も、カオナシに愛される経験もないはずだ、後者は特にだろう。
そういう非現実をある程度の尺に詰め込むとああなってしまったのだろうと思う。