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異動の必要のない組織こそ「いい組織」と思いこんでましたが

こんにちは。SENSEITIONALです。
いろいろな会社で従業員の人生を左右する人事異動。
引継ぎなども負担になるので
昇進とかでない、かつチームがうまくいっている限り、
ないに越したことはないと思っておりました。
ただ、ここ数年私の所属したチームでの体験と、
ある書籍からの学びがリンクし
「あぁだから人事異動ってあるのか」と
勝手に納得したお話。
担当はSENSEITIONAL大塚です。

数年前、発足したチーム

数年前、私が所属したのは、
それまで別のところで働いていた
5人のメンバーで結成されたチームでした。
経験は浅いながらも、
全員25歳~30歳の比較的歳も近かったので、
チームの発足にやや興奮状態だったように思います。
そこから1年くらいは、
メンバー間コミュニケーションの量・質ともに適切で、
業務上うまくいかないことは当然ありながらも
そこには確かな”TEAM感”があったように感じています。
月日が進むにつれて、それぞれの得意分野を把握し
互いに相談の時間を取ったり、助け合いながら
荒波を乗り越えていました。
営業組織として当然、目標は個人に課せられている組織なのですが
当時の関係性は、なかなか珍しい状況ではないでしょうか。

チーム発足後、ほぼチームメンバーに変化なしだったが

1年後、他部署では様々人事異動がありましたが
私の所属したチームでは異動なし。
正直うれしかったですね~。
「まだこのチームで仕事を続けられる」という気持ちがありました。
ただ、だんだんと”TEAM感”は薄れていくことになります。
当時、私は理由がよくわかっていませんでした。
仲が悪くなったわけではないので、
時折お互いの会話で、「なんかチーム感なくなってきたよね」なんて
普通に会話していたぐらいです。

さらに1年がたち、別れと出会いがありました。

そんな状態でまた1年を終え、転職による期中の退職を皮切りに
中途社員の補充や、新入社員の入社、別部署への異動者など
人事異動がありました。
私は残留組なので
「せっかく戦力が整ってきたが、また大変になるな…」という
気持ちも持っていました。

強烈な気づき

ただ、新チームになって数か月たちましたが
いまコンディションは非常に良好です。
当然、経験が浅くなっているので、
営業の戦闘力としては下がっているのは否めません。
ただ、また”TEAM感”が戻ってきてるんですよね。
ここが今回私の強烈な学びです。
なぜか?たぶん↓
・中途社員や新人の育成をOJT担当者だけでなく
 チーム全員で関わるようにしたこと
・中途社員や新人が「できるようになったこと」
 (小さな成功体験)をチームで喜ぶ
この二つがうまい具合にできているからだと感じました。

”TEAM感”が薄まっているとき、
各人がある程度育ってきて、自分でできるようになっちゃう。
→互いに頼ることも減り、コミュニケーション極小化
量・質ともに低下していたのだと、いまさらながらに気づきました。

これらを学んだうえで、
これからも私はチームの一員として
関わっていきますので、
さらに違った見え方が
できるのではと思っています。
育てたいけど、育たない方がいい?(笑)
後日になりますが
この体験とリンクしている
チーム論の書籍がありましたので、
書く機会があればと思っております。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
チームって面白いな~と痛感した経験でした。
よく「新しい風」とか言いますが、
比喩じゃなくて本当に吹くんですね。
気づけばチーム全員前髪があがってます。

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