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登山日記 ~高千穂峰~

こんにちは、社会人カウンセラーのたかです!

先日にお盆休みがあり、宮崎と鹿児島の県境にある『高千穂峰』に登りました。
今回はちょっとした登山日記みたいなものを綴ってみます!

まず”高千穂”って言葉を聞くと高千穂峡を思い浮かべる人がほとんどかと思います。有名ですよね!峡谷が綺麗で、ボートを漕いで景色を眺めたり、滝を近くで見ることができたり。SNSでもよく目にします!

ただぁ、それは宮崎県の北側にあるやつですね〜。今回登ったのは宮崎県の南側!高千穂“峰”!!分かります、紛らわしいですよね。なんたって漢字が3文字もかぶっちゃってるんですから。なんでこんなにも名前被りが起きちゃったんでしょうね(笑)

さ、登山の話に移りましょう。
今回登るメンバーは自分を合わせて3人!みんな高校の時のクラスメートです。5年ぶりに会う人もいて、まさか登山っていう形で会うことになるとはですよ。

っていう計画だったのですが、、、

前日の夕方に時間があったので桜島を散歩してたんですよね。森の中の道をてくてくと歩いてて、そこでちょうど観光に来てた外国の方(ニュージーランド人)を目にすると、会釈じゃ申し訳ないっていう謎の気遣いから「Hi」って軽く挨拶程度に声をかけたんですよね。そしたら相手もニッコリと笑顔で「Hi!」って返してくれて。相手が放った「Hi!」の後にこちらを見つめながらちょっと間が空いたので、これは俺のターンなのかな?と思い、数少ない知識量から小中高で英会話の授業で学んだ、必殺「How are you?」を使い、なんとか繋ぐことができました。そうして会話を続けているうちになんと一緒に高千穂峰に登ろうまで話が進んじゃったんですよね(笑)

名前はグレンさんです!

即座に一緒に登る予定のメンバーに参加してもいいかを連絡し、OKを貰うと
必要なものと始発の10分前に鹿児島中央駅の改札で待ち合わせしようと伝え、その場でバイバイしました。

少しの間で生まれた会話、そして朝が弱いと言っていたグレンさん。本当に次の日始発に来るのか疑問でしたが、次の日の早朝、時間になると現れました。最高です。もう予想もしていない状況で不安と緊張とおもしろさが全部混ざってます。

ということで今回のメンバーは4人になりました。

最寄りの駅を降りると友達が車で拾ってくれ、登山口まで向かいました。車内には言語が2つ存在していました。日本語と英語。自分なんて大して英語に慣れていないので、もうすでに聞き取り、話すことに苦戦しており、同時に、こんな状況でどんな登山物語が生まれるん?とひたすらに考えていました。

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さぁ、登山口に着きました。時刻は午前7:30。
既に暑いですね。天気もわりかし良好です。

登山経験はかなり少ないですが、やっぱ登る前って「ほんとにあんな高いとこに行くの?」って疑問が浮かびますよね。何時後かに自分があそこにいるっていう想像が全然つかないです(笑)

登り始めて15分後くらいですかね。まだまだ会話で賑わってる雰囲気です!

あらかじめ今回の登山エピはnoteに綴ろうと思ってて、みんなの後ろに回りカメラを意識してました。写真を撮ってる時に気づいたことなんですけど、足場の悪い道って人間みんな顔を下に向けるんだなって思いました。真っ直ぐ顔を向けたり、顔を上げたりする時は、振り向いて景色を眺める時か、あとどれくらい?で頂上を確認する時ぐらいでしたね。新しい発見💡

登り始めてから30分後。苦戦ロードに辿り着きました。大きい岩と石と小さい石。滑りまくりでなかなか進めないのと、大きな岩を所々登ったりしなきゃでかなり体力が奪われる!みんな汗だくで登ってます!


だれがこんな道を登山ルートにしたんでしょうか?おかげで最高に心が燃えて楽しいです。

さぁ、苦戦ロードを超えてきたら尾根ですね。今後高千穂峰を登る!って人がいるかもしれないので、楽しみをとっとくために詳細までは書きませんが、右手に見えるのは「月のクレーターか!」てツッコミたくなるほどでっっっかい穴。これ火口っていうのかな?それもだし硫黄の匂いがプンプン。自然のものを感じれた時ほど、ワクワクとちょっとした恐怖。

後ろを振り向けば他の山を見下ろすような景色と、普段の生活からは感じ取ることのできない空の広さ、広大な森林を一望でき、この光景の凄さに4人とも「すげぇ!」と「Wow」が口から出ていました。

一部写真載っけますね。
火口を見たい人がいたらもう登っちゃってください。それかネットで調べてみてください。広すぎて自分の携帯には収まりきりませんでした(笑)


こんな景色を見たら、アナザースカイのオープニングが脳内に流れますね。「ここが私のアナザースカイ」のセリフまでがセット。今田耕司さんキャスティングしてくれないかな?

気持ちがよすぎます。景色がいいほど、比例して体力的なキツさが増しますけど。それでもやっぱ綺麗な景色が自分の頑張った指標になってて、初心者ながら登山ていいなって思います。

先ほども言いましたが、みんな汗だくです。「お水飲まなくて大丈夫?」と頭の中にでてきたワードを1工程加えて英語に変換し、声を掛け合って頂上に向かいます。

誰かがズルッと足を滑らせると、大丈夫?という声かけあり、それが場を和ませるスパイスとなり、ある程度回数を越えてくると「また、滑ってる」という思考から笑いが生まれました。国越えてもそこ共通なんやっていう新しい発見と、友達もグレンさんも楽しんでくれてる様子が個人的に1番好きな光景でした。

頂上まであと400mくらいかな?さっきまであんなに日差しに当たっていたのに、一瞬にして雲がもくもくとやってきました。

頼むから雨だけはやめといてくれ、空気読んでくれ高千穂峰!!と心で叫びながらもひたすらに足場の悪い道を歩きようやく頂上に着きました。(時刻は9:10)

登りきった達成感と同時に、晴れろの願望。
あんなに一瞬にして雲に覆われるなら、逆も然りで一瞬で雲も無くなるのかな?と思いました。

とにかくやり切った感が気持ちよかったです。出したい言葉を英語に変換できずそのままのみこんでしまいました。自分の中の達成感を伝えたくてたまりませんでした。

あまりの英語スキルの乏しさに自分の言いたい言葉が出せない悔しさをまさか日本の山の頂上で痛感するとは、胎児の頃からは言いすぎですが、前日の昼までは予想もしていませんでした。しかし笑顔でグレンさんにやり切ったねを表現し、相手からも感じ取ることができました。

みんなで写真を撮ったり、軽食を取っていると、雲はすぎさり見事に晴れました。

綺麗な景色です。どれを見つめたら正解とかないです。全部いいです。最高。

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下山も苦戦しましたが、途中途中みんなで写真撮ったりで無事に下りることができました。

友達が車で霧島神宮駅まで送ってくれると、お二人とはサヨナラです。彼らは宮崎方面に向かいます。自分とグレンさんは電車に乗って鹿児島方面に行きます。みんなでバイバイした後、色々話し、刺激のある1日でした。それはグレンさんにとっても思い出に残る1日になったそうです。その日は夜ご飯も一緒に食べました。まさか昨日の夕方の「Hi」からここまで広がるなんてびっくりです。
明日の湯布院旅行も楽しんでください👋

こういう不思議な出来事って、頂上近くの雲みたいに急に現れるもんなんですね。

【おまけ】
登山途中に友達が高千穂峰から見える朝日がすごく綺麗と言っていたので、この2日後に2人で朝4時から高千穂峰を登りました。

起きたこと簡単にまとめます
•星がすごく綺麗
•まさかのスターリンク衛生を目撃
•太陽が登る前のそらが赤くて綺麗
•朝日まぶしい!
•朝日綺麗!
•朝日浴びるの気持ちいい!
•朝日最高!

以上です!

これもまた良い思い出になりました!!


-おしまい-

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