見出し画像

"まだ夢の中にいる”#4

白馬の宿舎にあった冷蔵庫に、予め用意してもらった朝食をロビーでチン!させるの楽しみにしてたのに、、、、寝過ごした。

集合時間30分前に飛び起き、シャワーを浴び歯を磨き(雑だ)、部屋を飛び出す羽目になる。
メガネメガネメガネはどこ? 見つからないはずだ。帰宅した体勢のままベッドに倒れこんでいたので左手で握っていた。

久しぶりの爆睡。

部屋を楽しむ暇もなく飛び出す ダッシュ!

長野を9時過ぎに出る新幹線”かがやき”で11時過ぎ東京到着。

「東京駅近辺のレンタルオフィスで仕事してからBAROOMに入ります。千里さんとは現地でお会いしましょう」と八島さん。
「僕の方は体をしっかりメンテしてきます。ではBAROOMで!」と僕。

ヒッシー先生の施術所までタクシーで来たものの早すぎたのでココイチでカレーを食べる。施術の前のカレーってどうよ? でも空腹には勝てない。

「白馬に向かう前いらしたときコンデイションは最悪だったです。過去ないくらいの。今日も更にそれを上回る状態ですね。かなり酷使した痕跡があります。今夜の演奏開始は何時ですか?」
「本番は6時でリハは4時くらいに始めます。」
「ううむ。じゃ、6時にピークが来るようにケアしていっていいですか?」
「すみません。ぜひお願いします。今日、明日乗り切れば1日空きます。そうすれば少し休める。それまでなんとか弾けるように」
「了解、多少痛いでしょうけれど我慢してくださいよ!」

ヒッシー先生が真剣になる。もうまな板の鯉だ。

覚悟はしていたが途中何度も大声を出す。リンパの流れを直してもらい、筋肉の凝りをとり、全体をスッキリ整えてもらった。

南青山BAROOMには3時30分に入る予定だったがかなり早く到着した。

「まだドアは開いてないですよ。右側の方に通用口があるのでそこから入られるといいですよ」

BAROOMの前にいた2人ほどのお客さんからそうアドバイスをもらい中に入る。なんて早い。整理券でいい席をと、早めにいらっしゃったのだろう。

ここから先は

2,822字 / 19画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?