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納涼Jazzの打ち上げ会場

いやあ、ありがとうございました。今は無事に終えて心からホッとするのと同時に、リモートバーチャルライブなのにカメラの向こうからたくさんの人が笑って手を振ってるのが見えました。それが嬉しい。風も気持ちよく鳥が飛んできて僕の目の前に一列に並んでじっとしばらく演奏を聴いてました。足元の植え込みには「ブルージェー」という珍しい鳥がやってきてピアノの近くにずっといました。彼も聴きに来たのかな?

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途中何回か途切れましたがどうなることかと思いましたが、今までの納涼の経験値のある方は寧ろ「大丈夫、こういうアクシデントがあってこその納涼。寧ろ楽しい。」と言ってくださり救われました。モヒートを作られた方もいっぱいいらしたようです。夏の終わりにちょっとクールダウンするときに是非是非再現してください。こういう機会に飲んでみるのもいいね。

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2時間前に現場のルーフトップに到着するとピアノの位置がもう固定されていたのですが「ここだと日が上がると熱射病になるかもしれない」とリアンとデイヴィッドの提案で、日陰に一度移動させました。ところが準備を進めているうちにものすごい雨雲がやって来てポツポツ雨が降り始めました。一旦ガゼボにみんなで機材やピアノを移動させ雨宿りをしていたのですが、どうやら本気でさんざん降りそうな勢いだったのでピアノを一旦部屋に移動させました。

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あと10分待って雨のままだったら部屋からの納涼に切り替えようと本気で考えていたところ雨がピタッと止みました。本番の15分前です。急いで一番最初の位置に(やっぱりエンパイヤをバックに演奏するのが一番よかったので)戻りもう一度スタンバイをやり直します。僕はピンマイクを浴衣の襟につけ音声のテストを終わらせてピアノの前へゆっくり座ります。あっという間に振り出しに戻った感がありなんかラックが着いてきたというかこれは今日上手く行くぞという気持ちが膨らみました。だから冒頭から不思議と肩の力が抜けてライブを心から楽しむことができました。

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途中パラソルが(結構な重量のあるものですが)倒れました。カメラや機材に覆い被さりマネージャーのKayやリアンがそれを抑えているの眺めながら演奏していました。その後も映像や音声の機材の上のも倒れそうになっててデイヴィッドは片手で抑えてもう片方の手でミキシングやってました。「塩屋」だったかな?いい雰囲気で弾いているとコンビニのビニール袋がその音楽にのせてゆっくり側を舞ってました。まるでスローモーションのように「朝の光が包み込んだ全てに今日が始まる」ポアン、ぷかん、ポアン、ぷかん。行きつ戻りつ、シュールでした。そんな細かいアクシデントも込みで納涼でした。

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実は昨夜からほとんど何も食べてなかったんです。コンサートの終わりまで果たして持つかなと思いましたが、終わるとみんなで食べるぞという思いは「馬の鼻先人参」戦術でかえって良かったみたいです。

夕方、冷蔵庫にあった出前の餃子を3.4切れつまんでからライブが終わるまで何も胃に入れてなかったのでお腹ペコペコでしたが、水分だけは摂取していたので演奏に集中できました。

でも終わった途端、無性に腹が減りました。映像のリアン、音像のデイヴィッド、リアンのお姉さんでシンガーのシャロン、Kayそして僕というメンバーで打ち上げ朝ごはんを外で食べました。やり終えた後のコーヒーやOJでの乾杯は本当に最高のご褒美でした。みんなは夜だったから寝ちゃったかな?

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自宅に帰宅後はベッドに直行で深い眠りにつきました。幸せな時間でした。再び目がぱちっと開いたのがもう夕方の5時前でした。ポークの生姜ニンニク焼き定食を作って食べました。食後にジェリービーンズのおやつも。

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納涼の後の過ごし方としてはほぼ合格点ではないでしょうか? ずっとピアノの前にいたのに太ももが痛いのは多分「セリ下がり」をやったせいでしょう。まだまだ心も体も納涼Jazzの打ち上げ会場にいます。是非みなさんも参加していろんな声をコメントしてください。

(C)Senri Oe, PND Records 2021,Summer.





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