ナナニジライブ2023#3~4感想

はじめに

 ナナニジライブ2023 #3~4に参加してきたので、箱推しオタクの感想を書き綴ってみます。
 ※公演のネタバレがありますので見たくない人は回れ右して下さい
 
#1~#2の感想はこちら↓

 前回に引き続き、あくまでこの文章は自分の備忘録として付けているのででかなり主観で感想を書いております。あらかじめご理解ください( ˘ω˘ )

定期公演#3~#4の感想

 前回と同じく全般にざっくり触れていく感じで……って思ってたんですがまた長くなりました()

#1~#2との違い

 大きく相違点は2箇所
 ①望月りのの不在
 驚きもありつつ、納得もありつつという背反する二つの感想を抱いたりのちの活動休止からもう1ヶ月以上経っているんですよね……ナナパレ時にも感じた不在の大きさは、定期公演という8人の舞台では当然、より色濃く出てしまった要素でした。早く戻って来てほしいと願いつつ、万全になるまでゆっくり休んで欲しいというのも同じくらい本音です。
 ②ツアーとの日程被り
 4/3に定期公演#3を開催し、4/17に定期公演#4を開催するまでにナナパレ後半戦(4/5福岡、4/9東京×2)が組み込まれているという、割と鬼畜な公演スケジュール。前回が年末~年始の3週間程度の準備期間があったことを考えると、この定期公演は(そして#5~#6も)かなり準備期間が短い中で開催されています。
 メインとなるツアーの方でも14人⇒13人となる事での歌割り・フォーメーションの変更が発生して、更に8人用の振り付け⇒7人での歌割り・フォーメーションへの変更が発生し、しかもそれらの公演が交互に開催される。冷静に考えるとかなりの無茶苦茶な要求がされているんですよね
 まずそういう苦労を言い訳にせず頑張ったことに関して、7人のことは大いに評価したいです😌

 この背景があるので、この2公演の個人的な見どころは『#1~#2に比べて個人がどのように変化・成長したか』という点に定め、前回の2公演やナナパレ公演での同じ曲の披露を思い出しながら、細かい変化や進化、という視点でライブを楽しんできました。

セトリ構成

 #1~#2に比べると、率直に言って置きに行ったセトリだな、という印象。でも↑の事情を考えると仕方ない……という感じ
 準備期間の短さ・1人不在の状態で新曲の8人振りを入れるのは現実的でない。それなら完成している8人振りを修正する形で7人に直して披露する、という形になるので当然の帰結かなと。特に#3の時は音ちゃんは復帰直後でツアーのフォーメーション確認+定期公演のフォーメーション確認+ソロコーナー準備、というなかなか厳しすぎるスケジュールを組まれている状態なので、流石に『#1~#2と違う曲やれ』とか文句はなかなか言えない()
 それでも欲を言うなら1曲くらい……という気持ちもありつつ。まぁこの辺りは#5~#6でどうなるか、見守りましょう。

 個人的に気になったのは、前回の2公演では披露したのに、今回披露しなかった楽曲があること。それが絶望の花・理解者・人格崩壊の3曲。
 これは逆に披露した楽曲を再確認すると意図が何となく透けて見えてきました。今回の2公演で披露した曲は、ムズイ以外の全曲が、ツアーでの披露曲となっているんですよね。
 私はインドアオタクなので当然ダンスとか未経験の素人なので『7人のフォーメーションと13人のフォーメーション両方やる方がしんどくない?振り付けや立ち位置ごっちゃにならない?』って思うんですけど、実際は別の曲をやる方がしんどいんですかね……?新しい発見が見られて少し面白いなと思いました( ˘ω˘ )
 ↑のように整理すると、#3でムズイを披露したところにセトリ構成の明確な意図を感じるんですよね。音ちゃんの朗読⇒ムズイ、空エメの流れは単純に見ても構成として素晴らしかったシーンでしたが、この背景を知ると余計にエモさを感じます(まぁオタクが勝手に存在しない意志を感じている可能性はあるけどw)

 逆にセトリ構成の意図が全く理解できなかったのが、#3でシャンプーがセトリ落ちして、#4ではシャンプーが披露されたこと。#3のセトリ落ちだけならまだ理解できたのが、#4での復活でセトリ構成の意図が全く分からなくなりました( ˘ω˘ )
 前回のnoteでも書いたんですが、今回の定期公演でシャンプー・循環バスを固定曲にするという考えはめちゃくちゃ解釈一致だったんですよね。後輩メンバーが初めて振り入れをした曲と、先輩が定期公演で披露し続けた曲という2曲なので。
 だからこそ、#3でシャンプーがセトリ落ちした時は『この曲を次に披露するのはりのちが戻って来てから』という解釈をしたんですよね。それが#4で披露されたことにより『なんで#3ではセトリ落ちした???』という疑問点しか生まれなくなってしまった……ムズイよ。

朗読会

 #3はまおすけ&るぅちゃん。#4はしぃちゃん&なおてゃん
 まず#3でまおすけ&るぅちゃんが出てきた瞬間に首を傾げた。みなるんはいつ朗読するの?
 個人的解釈では、#1~#4で全員が1回目披露。#5~#8で2回目披露だと思っていたんですが、どうやらそうではないらしい……元々全6話構成だから、#1~#6で一巡りさせるって事なんですかね?#7~#8はどうするんだ?とか疑問は尽きませんが、まぁこの辺は全公演終わってから振り返れば良いですね( ˘ω˘ )
 概ね全般として良かったです。不快な点も特になく、軽く甘噛みするシーンはありながら、地の文もキャラ台詞も綺麗に朗読出来ていたと思います。気になった点を挙げるとしたら、るぅちゃん、なおてゃんは表情・身振りなどを用いて朗読劇に参加していたな、と。地の文が割り振られていなくて、キャラの台詞オンリーだったことが原因かなと思ったので、進行側に立った時にどうなるのか見てみたい。(身振りや表情を用いて朗読劇を行うことが良くない、という意味ではないです。念のため)
 まおすけは前回の女役より今回の男役の方が良かったなと思う反面、しぃちゃんは個人的には前回の女役をやっていた時の方が好きでした。凄く聞きやすいんですが、その分平坦に聞こえすぎちゃってたのも要因かもしれませんね。あと脚本の内容が純粋につま(ry
(そりゃ6年前の朗読台本を流用するから仕方ないとは言え、今『けやきざか』という名を冠するアイドルグループ無いやろがい、って思ったよね)

ソロコーナー

 #3は音ちゃんが担当して朗読を披露、#4はみなるんが担当してストーリー仕立ての大道芸を披露。大きく系統が分かれましたが、やはり音ちゃんソロコーナーが強すぎた。雨夜音のはじまりの物語。あんなん推しとか関係なく来場者全員泣いてまうやろ……多分これは定期公演通しても最高傑作になるでしょう。これ超えられたら逆にオタクの情緒が危ない
 『声優さんになりたい』という夢を語り、アイドルに対する葛藤を抱きながらもナナニジに加入してくれた音ちゃんに感謝を伝えたいし、両親に大切に育てられたんだろうな……という背景や、オーディションへの道を連れ立って歩いたという話。何より音ちゃんの両親はきっと今この朗読を聴いているんだろうな、などと考えると、暖かい気持ちになれてとても良かった。泣けた……オタクチョロイ

 一方みなるんは観客を笑顔にするという事に終始した、笑顔の絶えない時間を提供してくれました。この子は本当にバラエティが好きなんだろうな、という感想を持つ時間でしたね。多少失敗しても笑顔と勢いで乗り切ってくるところに彼女の良さが詰まっているな、と感じたし、公演中ずっと微笑ましく眺めていました(´ω`)

その他

 Overtureについて。恐らく『朗読衣装⇒定期公演衣装への着替え時間をちゃんと取るため』という理由で、約1年ぶりくらいに#3で通常版が聴けた気がします( ˘ω˘ )
 そして#4でまた短縮版に戻っていて絶望しました()
 なんで毎回短縮するの?あれが大好きな人も居るんです。もっとOvertureを大事にしてください( ノД`)

 願いの眼差しでオタクが『チュッチュルッチュ~』をコールするところ、正直最初聴いた時『え、無理キツいwww』って思ってたけど3回聴いたら何とも思わなくなりました。慣れって怖いわ()
 反対に雲晴れのラスサビ前の無音で何か叫ぶ系、こちらは慣れると思うけど不快な気持ちになるのは一生消えないだろうなと思います( ˘ω˘ )
 郷に入っては郷に従え、ということで止めて欲しいとは絶対言わないですが、乃木坂46の逃げ水ライブ映像を観た時の衝撃と同じものを感じましたw

各メンバーへの印象と展望(その2)

 前の2公演の感想を思い返しつつ、ツアー・そして今回の2公演を観て感じた各メンバーへの感想を、箱推しオタクの主観を順不同で書き綴っていきます

望月りの

 ツアー・定期公演は不参加。だからこそ分かる彼女の重要性は、ライブの時にこそ如実に現れますね。彼女が居ないと全体歌唱すら声量の不足を感じてしまいそうになるし、特にペア歌唱パートは相手によってはなかなか苦しい完成度になってしまった場所もちらほら。
 勿論その中で他メンバーがよくサポートしてくれた!と思うシーンは多々ありましたし、りのち不在により新たな魅力が垣間見えたメンバーも居ます。ですがやはり箱推しオタクとしては全メンバー揃っている状態が至高。今はゆっくり休んで、また元気な姿を見せて欲しいものです。りのちの自己紹介を早く声出しアリでやらせてくれ

月城咲舞

 ピーキーな存在から、苦手を少しずつ改善して万能型へと近付いている存在、というイメージ。
 前回の公演で歌唱力の向上に触れましたが、最近では特に台詞面が良くなっている。定期公演ではないですが、ツアー昼公演の命の続きは本当に過去最高だったと思う。CD音源と同じ子とはとても思えない。相当練習をしているんだろうし、それが結果に繋がっていることを確認できることはオタクとして非常に嬉しい(´ω`)
 今後に期待することとしては『もっと可愛さを出せるようになって欲しい』ということ。今回の不確かな青春とかが顕著で、周りが可愛さを全面に押し出してくる中でそれが無いと、どうしても気になってしまう……。何なら、彼女が出来すぎるからこそそういうダンスで手を抜いている感じに見えてしまう。
 とは言えカッコイイ系が最高なのは揺るぎようのない事実。5/22も楽しみで仕方ない!

清井美那

 『謎の力がなんであんなにライブで楽しいか分かるか?清井美那がセンターに居るからだよ』
 
謎の力めっちゃ良かったという感想をツアー終了後からよく聞くので、そういう人達にはこう伝えたいなと思っております( ˘ω˘ )
 あんな底抜けに明るい曲を、あんな明るい子がセンターで楽しそうにぴょんぴょん跳ねながら歌ってくれたらそりゃオタク側も楽しいに決まってるんですよw
 因みに謎の力はまだ最高系じゃないです。何故ならりのちが戻ってくるからです。りのち復帰後の謎の力はもっとヤバいぞ

 前置きが長くなりましたが、みなるんの明るくマイペースな可愛さという魅力がこの数ヶ月めちゃくちゃアピールされてるな、とオタクは思っております。#4の雲晴れでは、見事にりのちの不在をカバーしていたところが印象的でした。というかやっぱり定期公演主役の子は気合の入り方違うよね。すごく良きです。
 元々大きな苦手が無さそうな彼女ですが、ここからは更に平均点を上げていく道を選ぶのか、『清井美那といえばここが魅力』と多くの人に認知される得意分野を作る道を選ぶのか。選択に注目しながら観ていきたいと思います

椎名桜月

 各方面で抜群の安定感は健在のまま。歌唱面での更なるレベルアップを感じる期間だったなと思います。りのちの不在がこの程度の影響度で済んだのは間違いなく彼女のお陰です。空エメ・Rain of liesなど、りのちが要所となっているペア歌唱パートの相方がしぃちゃんだったからこそ、この状況は乗り切れているな、という感じ。元々高音が強い子だなと思っていましたが、最近は低音も強くなっているなと感じます。
 #4ではメインMCも務め、何の不安も感じさせない落ち着いた進行をしてくれました。『安定感』という言葉を前述に使いましたが、この安定感は『苦手を克服する』というところにも生かされているんだろうなぁ、と。いつだったか『ダンスのウェーブが苦手』と言っていた気がするんですが、正直ハレロのサビとか何回見ても苦手なことをやっているとは思えない。いや素人が観ても分からんレベルで良くないところはあるんでしょうけどネ
 彼女に期待するのは、とにかく現状維持で満足しないことですかね。彼女の停滞がナナニジ全体の停滞になるんじゃないかと思うくらい、彼女が進化し続けることは大切だと思ってます。頑張って欲しい

四条月

 ライブで圧倒的にレスが多いな、というイメージ。#4でも好き嘘の開幕から客席にめっちゃ手を振ってて『流石だなぁ』という感じ( ˘ω˘ )
 後輩メンバーの中で、ナナニジの台詞パートに対して一番真剣に向き合っているのはるぅちゃんだなぁ、と個人的に思ってます。#1からの雲晴れの台詞、#2,#4でのポニテの台詞。そもそも歌詞に対して真剣に向き合い、自分なりの解釈を見出せなければ、あんな風に言い方を変えるという発想は生まれない。色々な手法を試しつつ、ファンの反応や自分の中の手応えから最適な自分らしい台詞を見つけようとしている感じはひたむきで好感が持てます。流石は秋元康のオタクを自称するだけはあるw
 るぅちゃんはオンリーワンの個性を明確に持っている子なので、どうかこのままその個性を失わないように成長性して欲しいですね。ぽわぽわしてるけどすごく情緒深い子だなと思います。ツアー福岡公演のシャンプー・東京公演の配信などで泣いている姿とかからそういう所は伝わってきます。アイドルは大変なことも多い仕事だろうけど、その情緒は無くさないままでいてほしい

相川奈央

 やはり外から見ていて、彼女は後輩メンバーを支える屋台骨だなぁと思います。#3のMC回しといい、#4のトークテーマの『ホットなこと』の綺麗な話題の作り方といい、この子が居るからこそ、後輩メンバーだけでも安心して見ていられると感じます。
 後輩メンバーの中でも特にサリーちゃんにグイグイとツッコミを入れていたり、詩ちゃん大好きなのに塩対応されていたりと良い意味で先輩との距離感も近くて、そういうところも良きです。
 ダンスや表情の良さは変わらず魅力度は高いまま、台詞の方も非凡な才能を見せてくれました。ナナパレツアーでは最後のピアノの『聞かせて欲しい』の一言でファンを魅了してくれたことも記憶に新しいですし、#4でのキャラ演技も平均以上の出来をしっかり魅せてくれました。てゃんは個人的に後輩メンバーの中では一番舞台の仕事に向いているなと思うので、そういう仕事がいつか来て欲しいなと期待しております。将来的には歌唱面がもう少し伸びてくれると良いなと思いつつ、てゃんには他の魅力を一層伸ばして欲しいなと思ってます。かしこ枠で英語も喋れてお菓子作りも上手くて、良いところいっぱいなのでもっと色んな人に知られて欲しいなと思います😌

雨夜音

 恐らく3末から4央までめちゃくちゃ忙しかったと思います。メンバーの中で誰より多忙だったんではなかろうか?まずはお疲れ様と一言労いたいですね。
 前回の投稿と↑のソロコーナーの感想で音ちゃんの魅力については多めに語っているんですが、あと語っていないところとしては#3のJustの台詞ですね。『理由がなきゃ駄目?』の言い方カッコ良すぎて痺れました。あれも歌詞に対する解釈があるからこそ出来る芸当だと思うので、そういうところ推せます。命の続きでも大切な歌い出しパートを任されています。歌割り的に考えて、れいにゃん卒業後はそのまま音ちゃんがれいにゃんパートを引き継ぐことになると思われるので、そうなると彼女には、今以上に声優としての力が求められていくことになります。夢に向かって、更なる研鑽を積んで欲しいですね。
 弱点としては歌唱面では音域が少し狭いかな?と思う部分がちょっとあったり、ダンスではしぃちゃんの陰に隠れていますが実はあまり得意とは言えなかったりする音ちゃん(多分4月上旬は準備不足もあったけど)ですが、伸びしろが多くて勢いがあって、楽しみが多い子ですよね。りのちの代役で歌った空エメのCメロとか今回凄く良かったし、新しい発見がまだまだある。まだまだ伸びる子だなと期待してます

麻丘真央

 最近というか結構前からですが、ビジュアル良すぎてそっち方面でも次期エースの風格がどんどん出て来てますね……イマドキガールという地上波の露出も獲得し、今後ますます期待が持てます。ナナパレ衣装良すぎた
 これはフェンシングやっていたのが理由かは分からないんですけど、まおすけって足さばきめちゃくちゃ綺麗じゃないですか?特に思うのが好き嘘で、サビでターンする前に一歩足を引く動作がめちゃくちゃ綺麗で感動したんですよね。あと願いの眼差しの足さばきも凄く良きです
 高音の歌声がもう少し伸びれば更に良くなるなぁと思うのと、台詞パートが他の子に比べて少し物足りない(個人的に、抑揚や感情の入れ方が少し弱いなと感じる。ポニテは最高)のですが、むしろそこ以外欠点があまり見つからないような子。個人的にはマジでナナニジの次期エース枠だと思ってるので、外仕事を積極的に取り続けて欲しいです。SNS更新も引き続き頑張って!

終わりに

 何度も繰り返す通り、こちらの内容はあくまで1オタクの個人の主観で構成されておりますことはご理解頂けると幸いです( ˘ω˘ )
 このペースで書くと次は#6終わりのタイミングで書くことになりそうですが、流石に1ヶ月で書くことがそんなに見つかるとは思えないので多分次の更新は#7~8に纏めて書く気がします。6月分のチケのご用意マジでお願いします

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