断片


心配させたいわけじゃないんだよ
心配させたいわけじゃなくて。

でも周りが幸せそうにしてるのを見てて、少しずるい気がして、でも何一つずるいことなんかなくて、みんな正しく生きてて、足を引っ張ろうとする自分が間違ってて、だから自分もそろそろ幸せになってもいいのかな、なんて少し欲張りになってさ。
でも好きなことが何もなくて、することない私が思いつく幸せって、書くことと誰かに話を聞いてもらうことくらいしかないからさ?
それだけは許されないと言われたとしても、ずるいから、みんなずるいから、たまには周りに頼ってみてもいいんじゃないかって思って放った第一声が、どうやっても溜まりに溜まった泥なのは、ずっと不器用な僕が悪いから
みんな正しく生きてる。憎いほど正しく回ってる。
ここまで何度もシミュレーションして、どうやっても抜け出せないから、誰か圧倒的な暴力で僕の間違いを正してほしいんだけど、他力本願でごめんね。色々考えてるんだけど。哲学を学んだり、飲み会に参加したり、誰かと付き合ってみたり、でもどこにも間違いが見つからないんだよ。
何を言われても、そうだよね、そうなんだよね、ごめん、分かってるよ。
いや、わかってないよね、ごめん

うまく自分では言葉にできてなくて、葛藤ばかりで、それでも、しばらく死ねそうにないから、ストレスがまたいつか誰かを傷つけてしまうのが怖いから、自分の計算ミスなんじゃないかって可能性にかけて、先も見えないまま本音をぶつけてみるんだけど、
だから、死にたいはダメなんだって



でも、もう大丈夫。
心配させたいわけじゃないの
読んで欲しいだけなの

読んでくれてありがとう。


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