眠りは個性
ポンカンの収穫が始まると十二月、今年も終わりに近づく。
寒がこないと色がつかないので今年は遅いと思っていたら、特別早かった。
一時期の寒さとその後の暖かさで、ミカンも戸惑ったようである。
初収穫の作業で身体に負担がかかったのだろう。
珍しく、ぐっすり眠れた。
いつも眠れないのは、疲れが足りないせいなのだろうか。
起こされても起きない人がいる。
不思議である。
人間とは、こんなにも個性的なのかと思うひとつだ。
起きている時は、まわりのことに無関心でいられるのに、睡眠中は針一本とは言わないが、少しの気配でも目が覚める。
本当はガラスの心なのかもしれないと苦笑。
それはちょっと違うようだ。
睡眠中は感覚の刺激で目が覚めないようなフイルターが働いている。
何かに熱中している時には、外部の音が聞こえないのと同じような。
途中覚醒はその機能が低下しているだけだと、あくまで劣化だと読んだことがある。
しかし、若い時から物音に敏感なのは、やはり個性だと思う。
音楽を聴きながら眠る人もいる。
明るくないと眠れない人もいる。
私の場合は、身体の疲労が眠りを誘うようだ。
頭の疲労や目の疲労は逆効果。
わかっていてもやめられない。
もっと働けということか。
これから農作業が始まるので、よく眠れるかもしれない。
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