西勇輝は必要?

今回はそんなに長々と書くつもりはないので、先に結論を申し上げると

条件付きで必要

だと思います。その条件は

"異常なマネーゲームに応じなければ"

ということです。

個人的には2億5000万円で限界かなと。
ですが、現状で阪神フロントは「マネーゲームに応じるつもりはない」と発言しており、この心配はないと思われます。では理由の説明です

①先発の明らかな不足

終盤の阪神タイガースは今シーズン中にほとんど先発経験のない岡本投手・飯田投手などを先発に回すなど、明らかな先発投手不足に悩まされました。結果的に青柳投手の能力向上が確認することができるなど、プラスの要素もあるのですが、イニングを消化してくれる投手が少なく、結果的に中継ぎの登板過多につながってしまいました。その意味でもシーズンを通してある程度の計算ができる西投手は欲しいです。

②メッセンジャーの衰えの懸念

あまり考えたくはないのですが、長らくの間阪神のエースとしてチームを支えてくれたメッセンジャーですが、来年には38歳になります。
今年の終盤は8月10日以降は勝利投手になることはなく、シーズンを終了しました。
来シーズンはこれまでの成績より下降することも考えなければなりません。
イニング数もどこまで消化できるのかは未知数で、正直かなり不安です。

獲得の理由となれば主にこのあたりです

ではなぜ獲得が批判されているのでしょうか

①若手投手が豊富

キャンプでも才木投手・望月投手・浜地投手が矢野監督からキャンプMVPに選ばれるなど、若手投手が揃っている印象がある阪神タイガースですが、じゃあ来年この3投手がいきなり規定投球回を越えることがあるのでしょうか?
可能性は低いと考えます。個人的にはこの3投手の中で才木投手が規定に乗れば十分かなくらいに考えてます。
望月投手は1軍での先発経験はなく、いきなり規定を超えるのは少し高いハードルになるのではないでしょうか。浜地投手に至っては1軍登板が0であり、未知数であること、そしてなによりも望月投手・浜地投手の2人は怪我により長期離脱の経験があることです。
西投手の獲得に否定的な真の阪神ファンの方の意見を見てると、「若手投手がたくさんいる!みんなが活躍してくれたら西なんかいらない!」っていうのが定番の意見になってますが、

もうやめません?希望だけで語るのは

去年でわかったでしょう。ロサリオ見ました?
未知数の選手に期待することほどリスクが高いことはありません。上記の通り、3投手ともシーズン通してローテーションを守った経験はなく、どの程度活躍してくれるのかわかりません。もちろん3投手とも活躍してくれるのを私自身も強く願っています。しかし、そんなに簡単に進むとは思えません。
しかし、いつになったら真の阪神ファンの方々は学習するんでしょうね。

②人的補償のリスク

確かに怖いですよね。自分の贔屓チームから選手がいなくなるのはあまりいい気分はしないですし、それが自分のファンの選手にならなおさらです。
ここからは少し厳しいことを言うので、読んでいる方は気分を害さないで欲しいのですが‥

現状では阪神には他球団が羨み、欲しがる選手なんかほとんどいない

ここはかなり批判的な意見もあると思いますが、個人的にはこう考えています。投手にはプロスペクトは多いものの、野手はなにかパッとしない選手が多く、阪神ファンが考えてるほど他の球団のファンの方は知りませんし、評価もしてません。
なんなら阪神のような野手育成の下手なチームにいくよりも、他球団(オリックス)に行った方が活躍できるかもしれませんし、選手のためにもなるかもしれませんね。投手に多めにプロテクトをかけて、野手はスタメン組・一軍スタメン経験のある選手くらいをかけておけば大きな損失にはならないでしょう。

思った以上に長くなってしまいましたが、まとめると、来てくれれば嬉しいですし、来てもらえないならちょっと残念みたいな心持ちですかね。
あと、阪神ファンの人は怒らないでくださいね。若手にはみんな期待してますし、あくまで「現状」ではという話ですから。

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