ドラフト1位は活躍すればそれで正解?

ドラフト会議からすでに約二ヶ月半が経過しました。
早いものですね。私自身は毎年ドラフト会議を1年で1番楽しみな日と位置付けており、指名されるわけでもないのに毎年1週間程前からワクワクして待機しており、終わった後の喪失感が毎年何か虚しいのですが‥
ドラフト1位は誰なのか 皆さん気になりますよね。毎年中継もされますし、1週間くらい前になればスポーツ番組でも特集も組まれます。
しかし、注目度が高い故に色々な声が聞かれます。
例えば
「欲しかったあの選手が取れて良かった〜」
まぁこれは当然ですよね。競合になった選手だったり、その年の目玉選手が取れた時にはめちゃくちゃ嬉しいですもんね。まだ活躍すると決まった訳でもないのに笑
しかし、その一方で
「あの選手は1位で取るべきじゃなかった〜」などという批判的な声が見られるのも事実です。(主にタイガースですが‥)
直近で言うと、2年前の大山選手・今年の近本選手あたりには様々な声が聞かれました。
今となっては「あれだけ活躍してくれるなら、大山を一位で獲得して良かった!」と言う声もありますが、果たして活躍すればそれで良しなのでしょうか?

個人的には"NO"です

もちろんドラフトで指名する選手は活躍しなければ意味がありません。「プロに入れば順位は関係ない」という言葉も存在しますし、1位で入団して、全く芽が出ない選手もいれば、育成指名でプロに入団しても、日本代表に選出されるような選手も存在します。
ですが、そのような選手は適正順位で獲るからこそ"成功"と呼べるのです

https://www.google.co.jp/amp/s/sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/npb/2017/04/20/___split_40/amp.php

こちらの記事に私の言いたいことはほとんど書いてあるのですが、楽天は森原投手を絶対に獲得したい選手と位置づけており、惚れ込んでいました。上位で指名すれば確実に指名できていたところですが、結果的に楽天は5位という順位で森原投手を指名することに成功します。その為、1.2位で、藤平・池田というローテーション候補の2選手を上位で獲得することにも成功し、楽天として当初の思惑通りの指名ができたドラフトと言えるでしょう。
ではもしこれで森原投手と菅原投手を一位・二位で指名していたらそのドラフトは成功と呼べるのでしょうか?もしそのような指名を行っていたなら、藤平・池田という2選手は間違いなく指名できず、5位・6位クラスの選手が増えるだけだったでしょう。したがって下位で指名した楽天の戦略は正しかったと言えます。

というわけでここまでは相手の出方を伺いながら適切な順位で指名することの大切さに対する意見を述べてきました。
下位指名でもチームの軸と考えてるスカウト・フロントもいるということですね。数は少ないですが。
個人的には入団順位は扱いに大きな違いはあるものの、スタートラインは一緒であり、チームの戦力になるかどうかは全くの未知数。であると考えてます。

おしまい

#ドラフト会議 #森原康平 #下位指名 #楽天イーグルス


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