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縁の導く方へ(Vol.2.1)
〇二度目の訪問
私は前回、三月に内村君と長井市を訪れた三浦雅貴です。
今回は2022年11月13日に西根のコミセンで開かれた「みんなの文楽」(旧:ぼくらの文楽)に参加・お手伝いをするために再び山形県に長井市に行くことに。今回は11/10~14までの3泊4日。
山形県長井市は山崎さんと千歳空港から仙台まで行き、そこからバスで山形県庁まで行き、JANの高橋さんに車で送ってもらい長井市に到着することができた。高橋さんありがとうございました。今回は、縁のエピソードを書いていこうと思う。
1日目 11/10
到着後近くの喫茶店でコーヒー
その後、高校生の研究発表の見学
夕方、近くのラーメン屋「ハイらーめんデス」を美味しく頂く
2日目 11/11
正午に「ながいアフタースクール」の山本さんと一時間ほど交流
お昼に池田屋本店であつむぎをかっ食らう
山崎さんの観光経済論の授業にゲストとして参加。
夜は古玉さんを車で赤湯まで迎えに行く
3日目 11/12
西根のコミセンでぼく文/みん文アーカイブチームの会場設営
映画監督の榊さんを迎えに行く
温泉はぎの湯を満喫
4日目 11/13
会場準備のお手伝いをする(交通整備から!)
みんなの文楽開始
ボードゲームやフリーマーケット、
サトシンさんの絵本読み聞かせを楽しむ
飲み会で激論を交わす山崎さんと山本さん
5日目 11/14
札幌カフェなみなみ・こんの工作所(アーカイブチーム)さん達と山形巡り(レンタカーで送ってくださいました。本当にありがとございました。)
仙台から新千歳へ
〇縁エピソード(以下縁エピ):珍事件
高橋さんに送迎してもらう途中コンビニによったとき、たまたま私も飲み物を買おうと店内を歩いていたところ、なんと購入をし終えた高橋さんたちが既に車を動かし、長井に向かおうとしていた。慌てて車にアピールし、止まってもらった。そこでは笑いになったが、三人でこのまま置いて行かれていたら面白い縁が生まれていたかもしれないという話になり、こういうアクシデントはしてみるものなのかもしれないと思った一幕だった。
〇縁エピ2:あの日の記憶
池田屋本店の池田さんとは、一度札幌のノエルという喫茶でお話をしたことがあったが、マスクなどをつけていたし一回しか会ったことがないから自分のことをあまり覚えてないかもなと思っていた。会って覚えていますか?と聞くと最初は反応が悪くこれは忘れられているかなと思ったが、「あーどうぶつの森の話をしてたよね?」と一言。池田さんの反応は僕の顔や声だけの判断ではなく何を話していたのかという記憶に基づいているように感じられた。外見や印象ではなく、なにを話していたのかで覚えられているとなんだかうれしかった。
〇縁エピ3:ゲストとしての観光経済論
去年まで講義で受けていた観光経済論の授業にゲストとして参加することに。今の自分の活動とこの長井での経験を生徒たちに話すという。赤裸々に今の自分の活動である西興部村インターンと長井市に三月に来た時の話をした。そこでは、怠惰に過ごしていた大学生活からの脱却したかったことや長井での縁の話をしながら、なるべく生徒の目線で上から目線にならないように発表した。話していくうちに、「縁の導く方へ」という言葉があたまに浮かんだ。長井に訪問してから西興部村にインターンをするまではすべて縁からつながってきたことだと確信した。あの日長井に行っていなかったらこんなことを体験することはきっとなかったとしみじみと感じた。そしてそんな縁はいつでも目の前にぶら下がっていることにも気づいた。今後の人生でもきっとこの感覚は忘れないだろう。
自分の中のものをアウトプットするとき、頭の中が整理されるのだ。
〇縁エピ4:中にも外にもなりきれない存在としてのみんなの文楽
私は、このみんなの文楽にアーカイブチームとして参加した。この参加の仕方はすごく面白い。参加者としても入りながら、前日から参加しお手伝いし運営がどのような思いでこのイベントを開催し、だれがどこに協力しているのかそれを知る。そうやって外からきているのにも関わらず、中にも入り込み、しかし中にも外にもなり切れない中途半端な存在。そんな存在であることでよりイベントを濃厚に過ごすことができる。そんなイベントの参加の仕方を一つ学べたような気がする。どのような経験だったのかは、正確に表現するのは難しい。もしそういう機会があれば、そんな参加の仕方をしてみてください。
〇振り返って。
前回は「縁」を感じ長井に来た。そしてその縁から自分の生き方について考え直した。そして西興部村のインターンを決めた。そうやってすべてがつながったことを今回の訪問で再確認できた。長井に行くことがすべてではない。ここに来れば人生が決定的に変わるわけではない。しかし、自分が納得できる縁がどこかに転がっていることだろう。それが何かを変えるかもしれないし、何かに気付くかもしれない。それをきっとこの後も探し続けるだろう。そういうあり方を見つけられたのはこの長井にきたからである。関わってくれた、すべての人に感謝します。ありがとうございます。
訪問時期:2022/11/10~14
北海学園大学 4年 三浦雅貴
以下思い出の写真
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