『心の臨床を哲学する』合評会のご案内

私も寄稿させていただいた論文集『心の臨床を哲学する』が、先日出版されました。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b510159.html

その合評会が、7月26日(日)13時~18時に、Zoomによるウェブ会議方式で行われます。
収録された論文14本のうち、以下の12本についてそれぞれの著者が内容を紹介し、ディスカッションを行うという贅沢な催しとなっております。

13:10-14:20 第一部『心の臨床の科学』
石原孝二:精神障害(精神疾患)とは何か
渡邊芳之:性格心理学をめぐるいくつかの問題
鈴木貴之:精神医学の多元性と科学性
南学正仁:言語を持たない動物は精神疾患のモデルになるのか?

14:30-15:40 第二部『心の臨床の実践』
廣瀬雄一:ナラティヴ・アプローチによる心理臨床(共著)
信原幸弘:感情労働と心の病
田所重紀:精神療法家は人の人生観にどこまで踏み込めるのか
植野仙経:精神科医はどのようにして心を理解するか?――了解・シミュレーション・共感

15:50-17:00 第三部『心の臨床の倫理』
遠藤季哉:自閉スペクトラム症への医療介入における妥当性の問題:試論
井原裕:「クイ・ボノ?」(“Cui bono?")――精神医学は「あなたのためを思えばこそ」なのか?
佐々木拓:薬物依存症者に対する適切な非難のあり方
榊原英輔:精神医学の「二つの心」

詳しいタイムスケジュールや登壇者は、以下のリンク先のチラシをご参照ください。
・合評会のチラシへのリンク
https://tkykszk.net/wp-content/uploads/2020/06/20200726PPP.pdf

事前に参加フォームへのご登録が必要となっております。
・参加応募フォーム(締め切り:2020年7月24日)
https://forms.gle/AsU4yjx1NoF53NnL6

部分参加も歓迎です。ご関心に応じて、ご参加いただけますと幸いです。

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