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本を作りたくさせる人

センジュ出版が本を出したいと思うのはどんな人か、と時々質問をもらう。

1 著者の声を信頼できるか
2 著者の無意識層にある書く理由を、著者が意識下に置いて言語化するタイミングにあるか
3 2によって読者への願いや祈りを込められる内容か

が主な理由。
2については、本を書いてくださいとお願いした後、さらには原稿が来てからも「まだ」だと感じることもある。
これは文章の上手い下手とは別次元の話。
その人自身が自分の本来に手をかけているかどうかが大きい。
肝が据わったか、あるいは業をまとったか。

3については2の声を必要とする誰かの顔が、たしかに浮かぶかどうか。

1は。
単なる直感。
出会って数年で声が変わり、そこで初めて執筆依頼させてもらった人もいる。
どういう声か、の説明はまだつかない。
ただし、2に声が深く関わっている。

意識下にあることだけで本を書く人、書こうとする人とはあまり相性がよくない。

つまり、あまり脱ぐ気がない人、本気でない人とは、私は本が作れない。

おっと。
今日はこの辺にします。

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