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自宅用ポストが要らなくなる日

ポストの誕生

自宅で手紙やはがきを受け取る「郵便受け箱」は、いつごろから普及したのでしょうか。普通に一家に一台必ず設置されていた「郵便受け箱」、これも昔はありませんでした。
手渡しだった時代から、高度経済成長期に核家族化や共働きなどで日中家にいない家庭が増え、手渡しが困難になりました。留守の場合の持ち帰り、盗難や間違った配達などが問題視され、郵政省から「規格型郵便受箱」が発売されたのが昭和37年(1962年)でした。

街中にある郵便ポスト誕生から90年も経った後に、自宅で受け取る「郵便受け箱」は誕生しました。まだ50年ちょっとしか経っていない、意外と新しい商品なのです。

「郵便受け箱」から「宅配ボックス」へ

荷物を受け取ってくれるという意味では同じです。
手紙・郵便物として届くものが急激に減ってきています。
新聞、広告、連絡物などは電子化され、メールや添付で送られてきます。
逆に外出して買い物で紙袋いっぱいで帰宅することは少なくなり、宅配便で自宅に届けてもらうことが増えてきているはずです。

最近ですら、毎日開けるポストの半分の確率でカラッポです。
いつか開けなくなる日が来るんだろう、、とつくづく思います。

最後に

いろんなものがなくなる昨今、たくさんお世話になった「郵便受け」にも敬意を表しましょう。

シニアの達人


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