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📖[語] 「類似性の法則」とは

自分と「共通点」のある人に親近感を抱くというものです。
例えば、「出身地」が同じだとか「出身校」が同じだとか、あるいは「自宅の最寄り駅」が同じだとか。 初対面の人でも、何か共通の事柄を見つけると一気に心理的な距離が縮まる場合があります。

日本では「類は友を呼ぶ」などとも言われています。
「共通点」は、身体的特徴や見た目といった外見だけでなく、価値観・思考・性格・言動といった内面的要因、学歴・職歴といった経歴、名前・血液型・誕生日・出身地などの要因も含まれます。

1965年、アメリカの心理学者、ドン・バーンとネルソンにより提唱されました。それによると次の3つが挙げられます。

  1. 自分の考えの正しさが確認できるため安心感が得られるから

  2. 相手の理解が容易であるため衝突することが少ないから

  3. 相手と自分とを一体的に感じやすくなり自己愛的な気持ちが生まれるから

販売戦略にみる類似性の法則

顧客に「自分も同じことで困っている」「自分も同じ方法を取れば問題を解決できるのではないか」と思ってもらえれば類似性の法則が働き、販売数のアップが見込めるでしょう。

ダイエットしたい例

最後に

2人の思考や思想が似ていると意見が一致しやすくなるので、相手と一緒にいることが心地よく感じるようになるのだと思います。

シニアの達人


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