💠[すぐ使える豆知識] 一時帰休と自宅待機について
共通して言えるのは、勤務していないということ
しかし、日本語としては、意味に違いがあります。
「一時帰休」とは
会社がその従業員に対して用いる言葉です。
一時帰休という言葉は、企業が景気変動や業績悪化などの理由で、工場等の操業を短縮する場合にを行うにあたり、労働者を在籍のまま一時的に休業させることを表します。
「一時帰休」は、労働基準法26条の「使用者の責に帰すべき事由による休業」にあたるため、休業期間中、使用者は労働者に対して、平均賃金の60%以上の手当を保障しなければなりません。
「自宅待機」とは
自宅待機という言葉は、何らかの理由で自宅にいなければならないことを意味します。感染症の蔓延防止のために出勤や登校を停止させたり、規則に違反した従業員の出勤を停止させたり、業務の減少のために従業員の出勤を停止させる場合等に用いられる言葉です。
コロナの時期に「一時帰休」「自宅待機」経験があるかもしれません。
それぞれの意味をしっかり理解して、今後の災害時などでどんな命令がされるかを注意深くみておきましょう。
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