Birthday to,,,

お家生活真っ只中の今。

昨日は歳を重ねる素晴らしさについて書いたので、今日は
まさしくお家で過ごした私の誕生日の過ごし方について書き留めておこうと思います。

歳を重ねる素晴らしさについての記事はこちら。

メンタルキープの術

お出かけが大好きな私。
というよりも、おしゃれして出かけることや、行先に合わせたファッションを楽しむこと、会う人や予定に合わせてどんな服を着ようか？と考えを巡らせることが好きなのかもしれない。

かといってお家にこもることが苦手なわけでもなくて、じっくりと自分に向き合う時間を取れること、やりたかったけど手をつけられていなかった細々したことをこなすこと、自分を高めるための勉強をこなすことなど、お家だから専念できることをするのも、これまた好きなのだ。
つまり、アウトドア派でありインドア派である。

それでもやっぱり絶対にこうでなければいけないという制限のある生活は、人のメンタルを蝕んでいく。スーパーポジティブ思考な私でさえ、ふと気を抜くと一気に負のメンタル状態へ引っ張られてしまいそうになることがあるのだ。

日頃から敏感に自分の心の状態をキャッチして、そうならないための工夫はたくさんしている。私にはファッションが元気の源であり自信を持っているための源でもあるので、やっぱりお家の中でも誰にも会わなくても自分のためにおしゃれしてメイクをしファッションを楽しむ。それが自らの気持ちをキープするための必須項目なのだ。

バースデー

誕生日を特別な日だと思っていると書いたけれど、誕生日は、ここぞのおしゃれ日和でもある。通常であれば「誕生日だから！」と特別な洋服に身を包みハッピー全開で過ごす一日。ルンルン気分でお出かけする日、なのである。

でもお家生活でのその当日は、人に会うことはできず、誰かと集まることもできず、素敵なお店のディナーへ行くこともできない。ひっそりと日付が変わり、ひっそりとその日を迎える。当然のように一歩も外へ出ない誕生日だと分かっていたから、その状況下でどれほど楽しむか、どんな一日を過ごそうか前もって計画していた。お出かけはできないけれど、もちろんファッションは楽しんだ上で。

プラン

昨日書いた通り、「今の自分に向き合う」作業と「大切な人へ感謝を伝えること」はどんな状況でも絶対にしたいことなのでここは変わらず。

それ以外の、したいこと。

その歳の第一歩、初めてのことに挑戦したくて、以前から作ってみたいと思っていたお菓子「タルト」作りに挑戦することに決めた。何をするにも初めては気持ちが高まる。初めては思い出深いし、特別な日にぴったりだ。

当日を全力で楽しむために前もってレシピを集める。どのタルトを作ろうか？何を食べたいかな？と考える時間も楽しい。結局作りたいレシピを一つに絞れなくて二種類のタルトを作ることにした。お家で過ごす日は時間もたっぷりあるからちょうどいい。

作りたいと思っているのに持っていなかったタルト型の代わりに、シリコンのパウンドケーキ型を使ってできたそのタルトは、見た目から想像する以上に固いし、サクッとした軽さはなかった。けれど、初めてにしては上出来。上出来すぎる完成度だった。何よりもやっぱり、初めてに挑戦するのはいい。

その歳が始まってすぐに一つやりたいことを成し遂げる。とても気分が良いので、「誕生日に初めての挑戦」は是非おすすめしたい。

穏やかな気持ちで

本当はいろいろなお菓子や軽食をたくさん作りまくり、一人昼下がりに堪能する"お家アフタヌーンティー"を計画していたのだけど、一度にたくさんのお菓子を作るのは私にはまだハードルが高いので今回はまず初めてのタルト作りから。好きなものを好きなように食べるランチとディナー、そしてデザートというプランで食事をじっくりと堪能した。

（お菓子作りをレベルアップして、お家アフタヌーンティーも今後絶対したいと思っている。是非太陽の下で、大好きな日光浴をしながら。）

ひっそりと当日を迎えて自宅で過ごす誕生日になったけれど、人生の中でこんな誕生日があっても良いんじゃないかと思えた。これまでなら絶対にお出かけしていたし、自分で自分を盛大にお祝いするなんて、こういうときじゃないとここまではできなかっただろう。

元々特別な誕生日だけれど、計画を立てて初めての挑戦をすることによりもっと特別な一日になった。
そこに行き着くまでの思考も、とても幸せな時間である。穏やかに誕生日を過ごせたことを、そして「これもいいかもな」と思えるくらいのメンタルでいられたことを幸せに思うのだ。