【#ベストバイストック2022】資産が増えると富が加速する。いや、弱気相場にぶち当たると含み損が鬼加速する〜逃げるは恥だが本当に役に立つ〜
「成長株投資家」にはあるけど、「配当株投資家」にはないものはなんでしょう?
「夢ッッッ!!!!」
「希望ッッッ!!!!!!!!!」
「友達ッッッッッッ!!!!!!!!!」
どうもご無沙汰しています、秀次郎(@hidejiromoney)です!この記事はあの氷河期ブログの管理人であるななしさん発起人の「今年のベストバイストック Advent Calendar 2022」に参加し執筆しているものです!
ぶっちゃけ株トレードをしている秀次郎の属性的にはベストバイストックは「爆益」 or 「爆損」銘柄を取り上げるべきだと思うんです。
しかし今年は年初からずっとベアマーケットなので、トレード機会自体が少なく、基本ロングトレーダーの秀次郎は今年ばかりはネタを提供できません。
爆益も爆損もないクソつまらない年でした。ていうか暇でした。やっぱりこういうの↓を見たいじゃないですか。
(詳細は去年のベストバイストック記事を参照)
敏腕投資家は2022年みたいな相場でも爆益カマしてるのかもしれませんが、秀次郎は今年は株で爆益できませんでした。寧ろ生き残れてよかったなという年でした。為替だけは一応ラッキーになれました。冒頭から暗くてごめんなさい!
ということで、今年の「ベストバイストック」は無し!お疲れ様でした!
とはいかないので、ゆるく小話でもしようと思います。逃げるは恥だが役に立つ、愛称「逃げ恥」というドラマが2016年に放送され大ヒットしました。
ドラマの内容とは関係ないですがこの「逃げ恥」とは非常に良い考えだなと思いました。最近、妻が逃げ恥を家で見ていたことから今回の記事の着想を得ました。
はい、今年は逃げる話を展開して2022年を締めくくりたいと思います。去年も損切りの話、すなわち逃げの話だったので「逃げ次郎」というあだ名がついてしまう懸念がありますが、ゆるくいきます。ゆるく読んで、ゆるく反応してくれれば嬉しいです。
今年はどんな相場だった?生きてるだけで丸儲け☆
よく考えてみると今年は結構ヤヴァイ相場でした。秀次郎の友人の一人である億トレも昨日ディスコードでこんな発言をしていました。
マザーズが思ったより死んでて爆笑しました。日経平均は円安のおかげで下げ幅はそこまで拡大していませんね。2022年は為替が歴史的な動きを見せました。
2021年12月31日の終値が[1USD = 115円]でした。1USD=151.9370円まで円安、ドル高が進みました。そして今は132円です。35円上がって20円下がっています。アタオカ☆
クリプトではFTXとか破綻したし、投機色の強い仮想通貨、株式銘柄(ARKKとか)、レバロングETFは殲滅しましたし、2021年末までの熱狂が嘘のようです。しかし魔法は解けるものです。
相場でも、逃げるは恥だが本当に役に立つ
2022年の米国マーケットは終わってましたね。本当に終わってました。円安がなかったらインデックスファンドや個別株で長期投資をしている人は死んでたんじゃないでしょうか?円安は最高ですね。もう終わりましたが。
去年の年末、秀次郎は「ベストバイストック2021」で自分のZOOM株爆損の失敗を大衆に晒しました。
損切りの重要性を語るなど十分すぎるほどに自分に塩漬け握力はダメだと言い聞かせました。結果、秀次郎は2022年はノーダメでした!!!わっはっはっはっはっはっはっは
わっはっはっはっはっはっはっは
まじで去年爆損しといてよかった
バブルノリで今年の相場にいたら今頃死んでた
さて、逃げれる人間、逃げれない人間、この違いは何か?
「人間はめっちゃ間違えるし、自分もめっちゃ間違える」ということを理解しているかどうかだと思います。
秀次郎は爆損したことによって漸く理解しました。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という格言が胸に突き刺さります。でも、理解できればいいんすよ。
そして間違えたら即逃げすればいいのです。例えば一緒にテスラ株を持ってるSNS友達がいたりすると、先にテスラ株売ったら「あいつ裏切ったな」的なサムシングがあるかもしれません。しかし、恥を偲んで嫌われてでも逃げましょう。「逃げるは恥だが本当に役に立つ」です。
ここからはこの二本立てでいこうと思います。
① 人間(+スゴいっぽい相場師も)はめっちゃ間違える
② 自分もめっちゃ間違える
① 人間(+スゴいっぽい相場師も)はめっちゃ間違える
相場において、投資家は度々間違えるものだと思います。秀次郎のいつメンのウィリアム・オニールやマーク・ミネルヴィニも「人間は間違えるのだ」と言ってますよね。投資した銘柄が上昇しなければ、「あちゃ〜、間違えたわ。鼻くそぴーん!」と浅く損切り撤退します。
オニール爺が残した格言として以下ははあまりにも有名。
みんな大好き「オマハの賢人」と呼ばれるウォーレン・バフェットも失敗は当然、間違いは当然というスタンスです。
ところで、人間は間違えるのに、多くの大衆個人投資家は有名人や有名メディアの情報を見てイナゴします。そっちの方が自分より間違えないだろうということだと思います。そして、大ダメージを受けます。
上記のような「円安が止まらないぞ〜!」などの煽りがメディアで増えたところで、多くのおじさん達がドル預金をするために外貨両替所に走りました。この時1USD=150円でした。
メディアが騒ぎ、著名人が煽り立て、大衆が駆け込んだ所が天井でした。ツイート内の記事が出たのが10月25日なのやばくないですか?
2021年末の米国インデックス投資もそうでしたね(円安でまだ一応救われていますが)。2021年に「インデックスさえ買っとけば人生アガり」感が凄かったです。秀次郎はインデックスについてふざけてツイートしたら思ったよりすげぇ怒られました。有名メディアで公開処刑もされてました。
他人の意見に同調することについての危険性については、たとえば藤巻先生の1ドルが500円になるとか、メチャクチャなこと言ってると思うんですが、世の中信じる人はたくさんいます。
信じる人がいなければ藤巻先生は煽ってません。20年もハイパーインフレ煽りしてるんですよ?
本も出しまくっており、酔っ払うと「ハイパーインフレがくる」と息子に熱く語っているわけです。もはや自分をも洗脳してしまっています。そしてこれが飯のタネなわけです(あくまで予測です☆)。
つまり、人間は間違えるし、わざと間違えている可能性もあるわけです。ひろゆきがPV至上主義とは思いませんが、「円安ぶっ飛ぶぞ」と言った方が視聴者数は増えるでしょうね(笑)人間は悲観コンテンツが好きですから。暴落論のツイートもよくバズりますよね。
てか藤巻息子が父親を無責任って言い放ってて吹きました。
話を戻します。つまり、円安は外しましたが藤巻先生もひろゆきも多分儲かっているわけです。相場で人の意見をもとに投資をするというのは、そもそもその人は投資で利益を得ようとしているのか、目立って利益を得ようとしているのかなど、見極める必要があり、非常に難易度が高いです。
あと有名人が騒いで流行った投資などで失敗したらちゃんと反省しましょう。
まぁ・・・蛇足ですが秀次郎的もバフェットのイナゴは長期投資だしアリじゃね?とはたまに思います。2020年は狼狽売りしてましたが(笑)
まだ誰も気づいていない、誰も発信していない投資先を発信している人は稀ですし、いたとしても中々目につきません。非常に価値のある発信だと思います。ただ、これもまた当たるとは限りません。投資って難しいですね。
やっぱり相場と向き合って、自分の相場観、投資方法を見出し経験を積んでいくしかないのでしょう。2022年はクソつまらない相場でしたが、それでもまだ投資を続けている人は株式投資が好きな証拠ですので、秀次郎と一緒に続けていきましょう。
ところで、大衆が群がったところが天井(いわゆる靴磨き少年)ですが、米国株もそろそろ底打ちしないかな?と期待しています。
(初めて退場したいと思えたハイグロ投資家の夜)
② 自分もめっちゃ間違える
さて、藤巻先生が間違えるなら俺たちも当然間違えます。結局自分より間違えなさそうな人も間違えることは間違えるし、わざと間違えてる可能性もあります。
もう結局信じられるのは自分だけ・・・という感じで投資をしても、例えば自分を信じすぎて(間違えを認められず)、保有株が気付けば塩漬けだったとか全然あります。
間違いを認めるってのは、プライドを捨てる必要があるということです。
「(プライドで)握力が強い(辛抱して保有銘柄をホールド)」ってのはワークする相場も勿論あると思うんですが、思考停止握力になっていないかは心配な所です。毎日のように「俺の考えは正しいのだろうか?」と自問を続けなければなりません。
長期投資なら仮説を立てて、その仮説が外れた時(決算が良くなかったなど)に保有株は売却するとか、短期トレードなら想定したより下がったから損切り、とか。
自分が間違えたと思ったら、もしくは間違えて軽傷を負っていたら即逃げましょう。早ければ早いほうが良いです。これを徹底するだけで相場でのディフェンス力が上がり、気づけばリターンが出ているはずです。
秀次郎はこれを実践して、今年は勝率3割なのに割とリターンが出たことで「これや!」と興奮したものです。
まぁ去年末も言ったのですがミネルヴィニのこの文章が全てです。
そもそも、スポーツでもなんでも、ディフェンスが強いアスリート、チームが最強です。那須川天心をボコボコにしたメイウェザーもディフェンスファイターです。ウィキで調べてみてください。
やべぇパンチからは逃げまくってるわけです。クリーンヒットをかわして地味に試合で勝ち続ける。逆にカッコいいですね。感情を殺し、結果にこだわっているわけです。
黄金時代(9年間で8度のリーグ優勝、6度の日本一を達成)の西武ライオンズもディフェンスのチームでした。守りまくってるわけです。
世界バンタム級王者・井上尚弥もディフェンスのスペシャリストです。クリーンヒットだけは貰わないという強い意志があるわけです。
つまりダメそうな相場や銘柄からはとにかく逃げまくって、勝てそうなところで大勝負して運を掴みにいくべきってことですね。途方もないリターンについては、最後は運だと思いますねやっぱり。
ただ運を掴みものにするためには「十分な投資元本」が必要で、それまでに適当に投資して爆損していては、資産が増えるチャンスを掴めないのです。なんなら相場に居続けることも難しいわけです。
「There's Always a Bull Market」という言葉があります。
今年はどこにブルマーケットあってん?!とキレてましたがよく考えてみるとドル円がクソ熱かったですね。やっぱりブルマーケットは常に存在しますね。ブルに乗っていきましょう。
2023年はどんな相場になる?
あなたはいつ株式投資を始めましたか?
今年始めた人は地獄でしょう。2020年に始めた人は、大勝利した経験があるので相場には残りやすいでしょう。
最近つくづく思うのですが、何事も「長期間実践した経験」が重要だなと。今回の2023年以降の相場の見通しも2018年の頃はこうだった、2008年はこうだった、ITバブルの頃はこうだった、とか。
よっぽど才能の差がない限りはサッカーも野球もやっぱ長くやってるやつの方が基本はうまいですよね。相場も一緒で、そして相場は才能がなくても毎年微プラスで運用くらいは誰でも努力でいける気がします。(頭を使って)逃げ続けて相場に長くいれば、それなりに成果は出るんじゃないかと思います。頑張りましょう。
暴落当時の経験がある人ってのはやはり確度の高い見通しを立てられる気がします。相場は移り変わっていきますが、そこまでドラスティックに変わることも稀だと思うので、「これは2008年型だわ」とかなんとなくドヤ顔で当たりをつけられる気がしますね。
まぁ、言いたいことは、諦めずに億万長者目指して引き続き相場に居続けようねってことです。最近米国株について発信するツイッタラーも減ったなぁと実感して少し寂しいです。
Twitterに居なくなった人たちも幸せに過ごしているといいなぁ(ブルマーケットになったら戻ってくると思いますが笑)。
それでは秀次郎は今日から南国バカンスへ旅行予定ですので、これくらいにしておきます。みなさま、今年もどうもありがとうございました!初めての株クラオフ会に参加したのも楽しかったです。
2023年も引き続きよろしくお願いします!
Wish you a Merry Christmas and a Happy New Year!
P.S. すいません、記事のアイキャッチ画像は暴落論で煽れば注目を集められるかと思ってふざけて作りました。米国株が底打ちしたかどうかは知りません。
ーFINー
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