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(米国株式市場10月25〜29日)今週の合戦の振り返り!上昇相場継続。NYダウ、S&P500、NASDAQ、ラッセル2000の4指数共にプラス引け。2年・5年債利回り急上昇。インフレ懸念で利上げを織り込む動きを観測。NAAIMナンバーは遂に100超え。アクティブファンドの投資が本格化。来週はROKU、DDOG、PINS、SQ、ABNB、ZI、PFE、APPS、LYFT、ETSY、HUBS、UBERなどが決算

おはようございます。GAFAMTの決算ウィークが終わりましたね!まだまだ決算シーズンは続きますが、決算をしっかり確認して、素直に株価が上昇する企業に波乗りしていきましょう。上昇相場はまだまだ継続です。やってやりましょう。やってやれないことはないはずです。



先週の合戦については以下↓↓↓


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今週はワイ(@hidejiromoney)がマーケット週報を担当します!

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1. 今週の合戦の要約

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・上昇相場継続。NYダウ、S&P500、NASDAQ、ラッセル2000の4指数共にプラスで1週間を終える。
・TSLA、NVDA、MSFT、GOOGLなど好業績の優良企業が素直に買われる相場。
・10年債利回りはボラティリティは減少も、2年・5年債は急上昇。インフレ懸念で来年中の利上げを織り込む動きを観測。
・VIX、Put Call Ratio異常なし。
・NAAIMナンバーは遂に100を超えた。アクティブファンドの投資が本格化。
・GAFAMT決算の山場を超えるも決算ウィークは続く。来週はROKU、DDOG、PINS、SQ、ABNB、ZI、PFE、APPS、LYFT、ETSY、HUBS、UBERなどが決算。

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2. 代表株価指数動向(&強気相場 or 弱気相場判定)

□各指数の動き

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相場環境「Confirmd Uptrend(確固たる上昇相場)」を体現するようなマーケットですね。金曜日も各指数引けにかけて強い動きでした。上昇相場の特徴ですね。

(10/29, S&P500指数5分足)

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(10/29, NASDAQ総合指数5分足)

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□ 現在は強気相場?弱気相場?

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水曜日にS&P500、ナスダックにそれぞれ売り抜け日が観測されました。引き続き相場は「Confirmd uptrend(確固たる上昇相場)」です。この水準の売り抜け日数は気にする必要はありません。相場に集中しましょう。

売り抜け日が溜まり警戒水準になったらツイッター(信太郎、秀次郎)かこの週報でおしらせします。こんな感じで↓↓


3.セクター別(1week)

□ S&P500

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TSLA+22.46%, NVDA+12.50%, MSFT+7.26%, GOOGL+5.81%, NVDA+3.95%

良い決算を出したTSLAが最高値更新を続けています。GOOGL、MSFTも良い決算でした。上昇相場×強い決算で素直に資金が流れていますね。AMZNは前四半期から今期も不調に終わるとのことでしたが、本当に不調で終わりました。Amen。


□ セクターETF騰落率 Highlight(1week)

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(エネルギー)TAN+12.05%
(NASDAQ100指数)QQQ+3.21%
(一般消費財)XLY+4.36%
(債券)TLT+2.47%
(テクノロジー)SMH+2.43%

(エネルギー)OIH-5.22%
(中国)MCHI-4.47%, FXI-4.43%
(新興国)VWO-2.16%, EEM-2.15%
(シルバー)SLV-2.00%

エネルギーセクターはソーラー分野は上昇、石油は分野は下落となっています。


4. FRB動向

(FRBの金利動向に気をつける)過去を振り返ると、FRBの金利が引き上げられたことがきっかけで弱気相場が始まり不景気に突入した歴史があります。弱気相場が終わるのは金利が下げられた時が多いです。

最も簡単で役に立つ金融指標はFederal Fund(FF)レート(政策金利)。コンピューターによる自動売買や様々なヘッジサービスによってリスクの高い弱気相場で発生する株価の下落から資金を守るために、ポートフォリオの大部分をヘッジするファンドが現れました。金利が急騰する場面は相場が下落しやすい仕組みになっています。


□ Highlight


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□ 先週のHighlight(10月18〜22日)

◇ 全般

・米10年債利回りは木曜日に1.7%を示現。金利上昇基調は継続。
・期待インフレ率は急激に上昇、特に5年債利回りが顕著。
・パウエル議長も昨年有価証券取引が発覚し、信任が揺らいでいる(来年2月再任されるかが焦点)

◇ パウエル議長発言

・インフレは翌年も継続することを明言。
・慎重な姿勢を保ちつつ、インフレ高進リスクを懸念。
・雇用が弱いことを懸念、雇用回復を待つ猶予があることを強調しするもインフレ高進すれば利上げも有り得ることを示唆。
・高いインフレと弱い雇用の間で難しい舵取りを迫られていることが分かる。

□ 今週のHighlight(10月25〜29日)

◇ 2021年第3四半期の実質国内総生産(GDP)速報値

・年率換算で前期比2.0%増(第2四半期の6.7%増から大幅に減速)
・感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)措置で打撃を受けた2020年第2四半期以来の低い伸びにとどまった。

◇ インフレ率関連

・イエレン米財務長官は24日、米国はインフレのコントロールを失ってはいない、インフレ率は来年下半期までに正常な水準に戻ると予想。
・「12カ月単位で見れば、インフレ率はこれまで起きたことを反映して来年に入っても高止まりするだろう。ただ、来年の年央、下期までには改善すると見込んでいる」と発言。

参考記事:ロイター(米金融政策)


□ 今後の予定

・11月2-3日:FOMC開催予定
・11月5日:雇用統計

□ ドットチャートの動き (9月FOMCの復習)

ドットチャートはFOMCメンバーによる金利予想です。

更新は3月・6月・9月・12月です。6月は3月から引き続き、2021年での利上げは見込んでいませんでした。しかし今回の9月のFOMCで見通しが大きく変更されました。全体的に高い金利に向かってFOMCメンバーの予想が動いていますね。

(最新ドットチャート)

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経済進捗が順調であれば、年内テーパリング開始、2022年中頃にテーパリング終了。そして利上げという順番で進んでいきます(テーパリングが終わったらすぐに利上げ!ということではないのでご注意ください)。

利上げ見通しに加え、経済見通しについても発表がありました。来週のFOMCでもデータが更新されますので注目しましょう。経済見通しは引き下げ、インフレ見通しは上昇。

スタグフレーション(景気後退+インフレ率上昇)を想像してしまいますね。生活者にとって極めて厳しい経済状況が懸念されます。

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◇ GDP(前回→今回)
2021年:7.0%→5.9%
2022年:3.3%→3.8%

◇ インフレ(前回→今回)
2021年:3.4%→4.2%
2022年:2.1%→2.2%

◇ コアインフレ(前回→今回)
2021年:3.0%→3.7%
2022年:2.1%→2.3%

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□ FRBのバランスシート(BS)拡大・縮小動向

FRBは金利を引き上げる前に、まずはバランスシート(BS)の縮小(テーパリング、資産買い入れプログラムの変更)を実行することを見込まれています。

BSが拡大するということは、市場に流通する資金が増大して、景気を加熱させることに繋がります。

(2002/12/18-2021/10/27)

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Assets: Total Assets: Total Assets

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※資産買い入れプログラムについて、現在では米国債を月800億ドル(約8兆4千億円)、住宅ローン担保証券(MBS)は同400億ドルのペースで買い入れています。こちらのペースを下げることを「テーパリング」といいます。

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11月2, 3日にFOMCが開催されますので、そのタイミングでテーパリングはスタートするでしょう。


□ ブレイクイーブンインフレ率

ブレイクイーブンインフレ率とは、債券市場が期待するインフレ率を意味します。

この1年間「5年ブレークイーブンインフレ率」と「10年ブレークイーブンインフレ率」は上昇基調で進んできましたが、5月に入り一服、6月に入り下落。横ばいが続いていましたが、10月に入り遂に上昇に転じています。


(2020/01/01-2021/10/29)

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(2021/08/01-2021/10/29)

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10月末にかけて急騰しています。今後インフレは進み続けるのかどうかはまだまだわかりませんが、10月30日時点では一服している印象です。

パウエル議長が強調する「インフレは一時的である」という説明はなくなり、今後インフレは加速していく懸念はあるとの発言に変わりました。今週のアマゾンやショッピファイの決算などでインフレ圧力によるマージン縮小の話がありました。

インフレを価格に転嫁できる企業を選ぶことが今の場面では安全な投資になるでしょう。


□ 長期金利(2, 5, 10年債利回り)


長期金利の動向は株式市場関係者は非常に注意深く見ています。10年債利回りと株式のバリュエーションはシーソーゲームの関係にあるからです。金利が上がれば(債券が売られれば)株の評価は下がります(あえて、非常に簡易的に表現しています、評価が下がるのはそれだけではありません)。


(2020/01/01-2021/10/28)

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10・5・2Year Treasury Constant Maturity Rate


2年・5年の短期債の動きが活発化しました。債券市場はインフレ圧力から来年の利上げを織り込みにいく動きを見せました。

10年債利回りに関しては来年中の利上げが確定し、景気が減退するとの予測で横ばいとなっているとの見方もあります。


(2021/09/01-2021/10/28)

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(10/30土曜時点)

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2年と5年の急激な債券利回りの上昇。

世界中の金利が現在フラット(イールドカーブのフラットニング)しています。フラットニングとは、長短金利差が縮小し、イールド・カーブの傾きが緩やかになることを意味します。短期金利が上昇→高インフレ×企業低成長。即ちストーリー1本の企業は瞬殺される相場です。業績の良い銘柄に絞って投資をしましょう。SPACも危険です。(流石に今の相場では買う人も稀ですが)基本的に我々が選定して良い決算と判断するものは比較的安全だと思いますので参考にしてくださいね。


5. プットコールレシオ

ここでは年初来からの比率(%)を観察します。直近の投資家心理を確認します。

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プットコールレシオ = Put売買金額 /Call売買金額

⑴プットコールレシオ > 1 = Putの売買代金が大きい = 投資家が株式相場下落を期待(悲観的)
⑵プットコールレシオ < 1 = Callの売買代金の方が大きい = 投資家が株式相場上昇を期待(楽観的)

で算出されます。つまりプットコールレシオが1を超えているということはPutの売買代金の方が大きく下落を警戒する投資家が多いことを意味します。これは相場が悲観的なことを意味しており相場の底局面ではプットコールレシオが高くなる傾向があります。

一方、プットコールレシオが1を下回っているということはCallの売買代金の方が大きく上昇を期待する投資家が多いことを意味します。ただ、これは楽観的であるということを意味しており、相場の高値圏ではプットコールレシオは低くなる傾向があります。

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PUT CALL RATIO CBOE


S&P500のプットコールレシオは0.889となっています。1を下回っています。以下に当て嵌まります。

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⑵プットコールレシオ < 1 = Callの売買代金の方が大きい = 投資家が株式相場上昇を期待(楽観的)

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投資家は楽観的です。まだ今のところ大口の売り抜けも大きくなく、積極的に投資ができる環境だと思います。


6. Volatility index(VIX指数/恐怖指数)

VIXとは市場で取引されている価格から逆算された「株式市場のボラティリティ」のことを指します。株価指数は上昇時は緩やかに上昇し、下落時は急落します。市場参加者が高いボラティリティを見込んでいるということは、市場に対して不安を抱いていると想像できます。


VIX指数は株価の先行きにどれほどの振れ幅(ボラティリティー)を投資家が見込んでいるかを示す「株価変動率指数」のうち、米国株を対象にした指数。通常、株安が懸念される局面で上昇し、20を超えると不安心理が高まっていると解釈される。その場合、「株価が今後1年間に約7割の確率で上下20%の範囲で変動する」と投資家が予想していることを示す。

2008年の金融危機の際にVIX指数が80超に上昇して注目を集めた。18年2月と10月にもVIX指数の上昇をきっかけに米国株が下落する場面があった。VIX指数の上昇に連動して機械的な株売りを出す「リスク・パリティ」などと呼ばれるファンドが存在するからだ。(引用:日経新聞)


S&P500指数(VIX:青)とNASDAQ(VXN:ピンク)のVIX指数の5年推移は以下となります。

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VIX/VXNの5年推移


もうもはや2020年3月のコロナショック時のVIXがどれくらい跳ね上がったかをしみじみと眺める項目になってしまっていますが(笑)


以下は1ヶ月の推移です。

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VIX:16.27、VXN:19.64

今は怯えている場合ではありません。積極的な投資ok。


7. 空売り比率 (Short Volume)

空売り比率・ショートボリュームはNYSE(ニューヨーク証券取引所)で空売りされている株式の数をNYSEの総出来高との割合で示したものです。

この比率が高ければ投資家が市場をネガティブに見ていることが読み取れます。(「空売残」はShort Interestです。ここでは触れません)

特に暴落局面で注視するのが有効で弱気相場が底をつける時というのは空売りの「急増を示す数値の上昇」が通常2回か3回現れると成長株の巨匠・オニール氏は言及しています。

それではまずS&P500指数の空売り比率は以下となります。S&P500指数で最も取引Volumeが多いETFであるSPYで見ていきます。


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SPY - Short Interest - SPDR S&P 500 ETF Trust - Short Squeeze, Short Sale Volume, Borrow Rates, Fails-To-Deliver


10/18、19は少し急騰しましたが、それ以降は同水準で落ち着いています。先週分は以下の週報に載っています。比率は若干高いも、急騰は確認できていません。確認しているのは比率そのものではなく「急増を示す数値の上昇」です。


ナスダックについても取引ボリュームが大きいQQQでみていきたいと思います。ナスダックも急騰は見られません。OK。

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QQQ - Short Interest - PowerShares QQQ Trust - Short Squeeze, Short Sale Volume, Borrow Rates, Fails-To-Deliver


8. 機関投資家やアクティブファンドマネージャーの動向

□ センチメントインジケーター

センチメントインジケーターは、個人投資家、機関投資家、海外投資家の過去12か月の株式ポジションと比較したもの。スコアが1を超えていたら、ポジションが増大していることを示し、-1を下回るとポジションが縮小していることを示しています。


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Sentiment Indicator and Stock Positioning


10月26日更新「0.4」(10月18日は「-0.9」)。ファンドポジションは復活してきています。11月〜1月は例年相場が強いですが、1を超える水準まで来ると良いですね。我々個人投資家もどこかで超強気になりたいところです。


□ NAAIM Number

次にNAAIM Numberです。NAAIM Numberはアクティブファンドの投資動向です。100を超えるということはアクティブファンドがレバレッジをかけていることを意味します。

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NAAIM Exposure Index

5月ぶりに100を超えてきました。アクティブファンドも今は勝負しています。我々個人投資家もこの大口に乗っかってどこまでも利益を伸ばしていきましょう。積極的に機関投資家が買っている銘柄を買ってください。それしか上がりません。


9. 注目経済指標の動向

以下が今週の経済指標発表でした。来週は雇用統計ですね。

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10. 米国企業決算スケジュール

来週も決算ウィークです。以下の決算はマネリテ軍で速報を出します。

信太郎 → ROKU、DDOG、PINS
秀次郎 → SQ、ABNB

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今週のまとめ


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・上昇相場継続。NYダウ、S&P500、NASDAQ、ラッセル2000の4指数共にプラスで1週間を終える。
・TSLA、NVDA、MSFT、GOOGLなど好業績の優良企業が素直に買われる相場。
・10年債利回りはボラティリティは減少も、2年・5年債は急上昇。インフレ懸念で来年中の利上げを織り込む動きを観測。
・VIX、Put Call Ratio異常なし。
・NAAIMナンバーは遂に100を超えた。アクティブファンドの投資が本格化。
・GAFAMT決算の山場を超えるも決算ウィークは続く。来週はROKU、DDOG、PINS、SQ、ABNB、ZI、PFE、APPS、LYFT、ETSY、HUBS、UBERなどが決算。

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