第六章 徳川家康と江戸幕府 〜方広寺鐘銘事件〜
『関ヶ原の戦い』に勝利し、全国の大名をしたがえる将軍という地位にもついた家康。
どうかんがえても天下をとった感じなのに、
"完ペキじゃない"
という理由をお伝えします。
だってね、まだいるんですよ。
豊臣家が。
とつぜんですが、豊臣家の人は家康のことをどう思ってるでしょう?
なんとなくですが、よくは思ってなさそうですよね。
だってね……。
『関ヶ原の戦い』というのは、”天下を決める戦い"といいましたが、じっさいは、家康と三成の、
"豊臣家の家臣どうしの大きな