藤原繊月
写真を撮りに行った日の記憶をゆっくりマイペースに綴ってます
福岡のクリエイターやアーティスト様方にインタビューと撮影させて頂き記事にさせていただいてます素敵なお話が沢山ある場所
さぁ、いこう、 水の世界線の中に。 さぁ、手を繋ごう、 一緒に、いこう。 海底を眺めながら、 海上もみあげてみて。 ほら、 僕たちの日常の光が反射してるよ 命と命の重なり 僕の左手には確かな温度が伝わってくる さぁ、いこう、 体と心の力をぬいて沈んでいこうか さぁ、一緒にいこう。 どうだい? 君には何が見える? 君には何が聞こえる? 日常の嫌なことなんて忘れて水底まで いこうじゃないか。 ほら、手をのばしていこう。 ここは海底 ここでは僕らはお客様だね 挨拶をしよう
数ヶ月前に渡した花が 逆さつりで綺麗なドライフラワーに。 これで最後と作品作りに移る 枯れても美しい花をそっと手に取った 海辺の話 表現が思いつかず… それでも何処か綺麗に見えた 静かな波音の中 ギリギリ迄色を無くしても その綺麗さはそこにある Grace …凄く好きな言葉で好きな賛美歌 アメージンググレイスより グレイスの方がもっと寂しく それでも何処か美しい 色を持たせると記憶は今を写したように 鮮明に感じた そして花を向ける 枯れたとは
起きたのは明け方5時 眩しい日の出が見たかった 日向灘を走る 朝日が登る数分前 赤と青が分かれて 1番好きな空 ひょっこりと顔を見せて 今年3度目の朝日が登る そして視界は赤色に染まった 息を呑む程視界に広がる世界は 赤く染まっていく そして光はこぼれ落ちた まだ少し眠い… 目を擦りながら車をクルス海へ走らせた 木々の隙間を光が走る 数年ぶりに視界に浮かぶ 叶の字 足元で猫がじゃれつく 気が付いてカメラを向けると階段でゆったり 座り込んで
ゆっくりと寝て起きたのは昼近かった 初詣に行って… ゆっくりと下道で福岡へ戻る 眩い光に目が眩んで立ち止まる 午後も進み夕暮れが近づく頃 雫になって沢山の光が 葉を伝って溢れてくる 立ち止まった公園でまだ羽をつけた たんぽぽが一輪 冬の寒さに茶色く染まる芝生 忘れられたようにそこに残された鉄棒 記憶の散乱 沢山の人が遊んだ記憶が 花をつける 光は何処までも眩しくて 木々を輝かせていた 宮崎まで走って… 昨日と今日の間 車の中から見える天の川
数年振りに実家に帰省していた ほんの少し懐かしい砂埃と土の匂いがしていた 明け方…5時くらいゆっくり車を走らせる 年末の慌しさは嘘のように 視界に広がる世界は一人のような気分 ほんの少し眠いな…うとうとしてた 鹿児島と熊本の中間くらいで ゆっくり光が溢れ出していた 夜から朝に変わるほんの少し手前 少しずつトラックや車とすれ違い出して ゆっくりと…ゆっくりと。 光が溢れてきた。 そして光がこぼれ落ちた。 なにか…Twitterにアップする用の写真も撮り