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心惹かれた映画の感想

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これまでに観たさまざまな映画のエッセイをまとめてみました。
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記事一覧

映画『湯道』はいろんな角度から楽しめる、味わい深い作品です!

チャンネルNECOで放送された映画『湯道』を観てみました。 生田斗真演じる建築家・三浦史朗と…

章音
6日前
48

人は生きるために心も身体も潤いが必要~映画『渇水』レビュー~

映画『渇水』は、夫が観たがっていたのでAmazon Primeで一緒に観ました。 若かりし頃、立ち上…

章音
3週間前
47

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は、鹿野氏の生き様から学ぶことがたく…

もう一度久しぶりに観たくて、ずいぶん前に録画したままになっていた映画『こんな夜更けにバナ…

章音
1か月前
85

ただひたすら魂が熱く揺さぶられた映画『BLUE GIANT』

「ブルージャイアント」とは、温度が高すぎて赤を通り越して青く輝く巨星のこと。そして、世界…

章音
1か月前
211

映画『カラオケ行こ!』。ヤクザと中学生の愛すべき絆と友情に心地よい感動を覚えまし…

おそらくギリギリのタイミングで、映画『カラオケ行こ!』をようやく劇場に観に行けました! …

章音
1か月前
76

深い深い”親子愛”を魅せてくれて「ありがとがんした」~映画『銀河鉄道の父』~

宮沢賢治作品は子どもの頃に読んで以来、その唯一無二の世界観に魅了されてきました。大人にな…

章音
3か月前
53

映画『PERFECT DAYS』はすべての欲をそぎ落とした先に見える人間の幸せを描いた見事な作品でした

観終わってからすぐに、頭の中でその余韻と共にあれこれと考えてしまいたくなった映画『PERFECT DAYS』。 映画の公式サイトでは、役所広司演じる主人公・平山のまったく無駄のない毎日のルーティンが文字で延々と流れてきます。 映画の序盤はその静かで淡々としたルーティンをこなしながら生きている平山の日常が、セリフもなくただ描かれていきます。 観始めた頃はこれがずっと続くのかと少々戸惑いを感じたものの、そこにこそこの映画の描きたい世界観が集約されているということに気づいてか

ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』は、あの時のあの感動が…

先日テレビで放送された、ドキュメンタリー映画『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』を観ま…

章音
4か月前
49

俄然観たくなってしまった映画『アナログ』

昨日から公開された映画『アナログ』。先日『ミステリと言う勿れ』を観に行った時「予告動画」…

章音
7か月前
63

劇場版『ミステリと言う勿れ』は、ミステリというよりも感動的なヒューマンドラマでし…

『ミステリと言う勿れ』は月9ドラマを観てあまりにも面白かったので、Kindleで全巻(ドラマON A…

章音
7か月前
85

しばらくその余韻を引きずりそうな映画『護られなかった者たちへ』

先日の『報道特集』。「生活保護受給者」で郊外のアパートを満室にして、それを投資物件として…

章音
8か月前
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『ウェディング・ハイ』は「バカリズム・ワールド」が十二分に堪能できるコメディ映画…

昨年公開されたコメディ映画『ウェディング・ハイ』は脚本があのバカリズム。絶対に面白くない…

章音
8か月前
41

『コーダ あいのうた』の感動再び♪

昨日の『金曜ロードショー』は『コーダ あいのうた』でした。この映画は上映期間ギリギリ間に…

章音
10か月前
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これぞ劇場版を作った意味がある映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~』感動の連続でした!

1シーン目からドキドキとワクワクが止まらなかった劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』やっと観てきました。 GW中は満席だろうから少し時間を置いてから観に行こうと思ったら、なかなかタイミングが合わずにこんな時期になってしまいました。 でも待ち望んで観た分、感動も倍増!どころか何十倍にもなりました。 実はGW中に今年のお正月に録画しておいた「一気見放送」を全て観て、万全の態勢で臨みました。 改めて観返すと一話一話登場人物たちを丁寧に掘り下げていて、「TOKYO