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『環境の変化』1年橘千笑

テーマ「環境の変化」

 私は小学4年生からサッカーを始めました。
まず私が初めてサッカーに触れたのは、保育園の時の外遊びの時間にサッカーをして遊んでいた時です。小学1〜3年生までは部活に入らず休み時間などに男子と一緒にグラウンドで遊ぶくらいでした。けれど、小学4年生の時にサッカー部の見学に行ったことをきっかけに入部しそこからサッカーを始めました。もちろん初めはボールを蹴ることしか頭にないので、足のどの部分で蹴るのか全く分かりませんでした。しかし、練習を重ねていくうちに蹴り方やサッカーの基礎的なルールなどが分かるようになっていきサッカーが楽しく感じました。

ですが、一つ問題がありました。それは女子の人数が少な過ぎることです。私が入部した時には同い年の女子が1人しか居ませんでした。その後に一つ年下の子が1人、四つ年下の子が1人と少しずつ増えてきてはいましたが、男子の人数に比べるととても少なかったです。特に男子と仲が悪いわけではなくむしろ仲は良かった方だとは思いますが、やはり女子と男子ではなんか違うなという部分がありました。でも、私1人ではなかったので誰かが休んでも他に1人は絶対に居たし、誰か辞めても他の子が残っていてくれたのでなんとかやっていけてました。そのまま小学校卒業の6年生まで部活を辞めることなく続けました。中学生になってからもクラブチームではなく、学校の部活に入りました。

しかしそこで私には人生最大と言っていいほどの悩みがありました。それは女子が2人しかおらずもう1人の女子はクラブチームと並行してやっていた為、学校の部活の練習や試合に参加出来ない時があり、女子が私1人になる時が何度もありました。男子は男子でグループが出来ているので女子1人だと話す相手があまりいなく少し苦労していました。そのこともあり、サッカーが楽しく感じられなくなっていきサッカー部を辞めて、友達がいて話せる人が多い他の部活に転部しようか迷っていました。けれど、周りの友達はみんな逃げず頑張っていたので自分も頑張ろうと思い、中学3年生の引退の時まで部活を辞めずに続けることにしました。結局高校でもサッカーを続けました。今まで男子と一緒にやっていましたが、高校では女子サッカー部があり初めて女子だけの練習・試合を経験しました。私の所属していた百石高校の女子サッカー部は人数が少なかった為、三本木農業高校の女子サッカー部と合同チームを組んで試合出場していました。女子だけのチームも初めてだったし、合同チームというのも初めてだったので慣れるまで少し時間がかかりました。ですが、同じ女子同士というのもあり楽しくサッカーをすることが出来ました。決して強いチームではありませんでしたが仲良く、時には厳しく時にはふざけたりして楽しくやっていました。高校の時の自分があったからこそ今の自分があると思っています。

これから少しでも成長出来るように自分なりに努力していきたいと思います。

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